コラム

フィンランド発のブリュミル、超絶エクストリーム・サウンドでチルボドとナイトウィッシュを決闘させたかの如き2作目

【OSHIETAL】第71回

フィンランド発のブリュミル、超絶エクストリーム・サウンドでチルボドとナイトウィッシュを決闘させたかの如き2作目

 鋼鉄連載〈OSHIETAL〉! 今月はメタル大国フィンランドからの刺客、ブリュミルをオシエタル! 2006年、メタル名曲をカヴァーするために遊び半分でスタートしたこのバンドは、やがてオリジナルも作るようになり、地元の名門スパインファームと契約。2011年リリースのファースト・アルバム『Breathe Fire To The Sun』が世界中のメタラーに絶賛され、ここ日本でも輸入盤のみにもかかわらずロングセラーを記録するのであった。ちなみに、メンバーのヤンネ・ビョルクロート(キーボード)はバトル・ビーストの一員として、2013年以降に3度も来日している。

BRYMIR Slayer Of Gods Ranka Kustannus/ビクター(2016)

 そして結成10年という節目に、ブリュミルが2枚目のフル・アルバム『Slayer Of Gods』を投下! リリース元はスパインファームの創設者、リク・パアッコネンが立ち上げた新レーベルだ。バトル・ビーストにも引けを取らないファストでテクニカルでメロディアスな轟音に、スケールのデカいオーケストレーションを導入し、メロスピもブルータルもシンフォニックも……メタル界の細かい区分けを完全無視して、超絶エクストリーム・サウンドを奏でているではないか! かつてリクが輩出したチルドレン・オブ・ボドムナイトウィッシュを決闘させたかの如き一枚。さあ、日本でも本格的にブレイクする時が来た! コイツらを聴かずしてメタルをカタルべからず!

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