Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、7月4日~7月10日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
umber session tribe 『Dude?!!!??!』 JBsの流れ汲みつつミクスチャー感際立った、大所帯バンドの初全国流通EP
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2R&B / HIP HOP
コン・ブリオ 『Paradise』 ロッキッシュなジャミロクワイ!? フェスで注目集めるサンフランシスコの7人組の初作
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3DANCE / ELECTRONICA
ジェイムズ・ブレイク 『The Colour In Anything』 フランク・オーシャンやボン・イヴェール参加、スルメ的に味える3作目
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4JAZZ
バッドバッドノットグッド 『IV』 クァルテット編成での新作はエイドリアン・ヤングがYMOを再生したような佇まい
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5JAPAN
jan and naomi 『Leeloo and Alexandra』 ベッドルーム向きでありながら壮大な世界へ誘い出してくれる新EP
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6JAPAN
BABYMETAL 『METAL RESISTANCE』 長尺プログレ・メタル組曲など過剰なほどスケール感増した楽曲を畳み掛ける2作目
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7R&B / HIP HOP
サッド 『Slow』 スラム・ヴィレッジら迎えた生音主体の新作は2000年式ネオ・ソウルのオマージュとして心地良い好盤
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8JAPAN
SIMON 『03』 般若など旬な客演迎え、BACH LOGICらのビート上で進化した技巧的フロウ&説得力ある語り響かせる新作
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9JAPAN
菊丸 『ON THE KORNER』 IOらKANDYTOWNの仲間交え、メランコリックで温かい音と言葉が心地良い3年ぶり新作
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10OTHER
VA 『シング・ストリート 未来へのうた』 青春音楽映画サントラはアダム・レヴィーンの爽快バラードや80sヒット曲満載
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11POP / ROCK
スティーヴン・スタインブリンク 『Anagrams』 トッド・ラングレン好きにも! ドリーム・ポップ的な音世界が◎な新作
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12DANCE / ELECTRONICA
VA 『Disco 2.0』 マーヴィン&ガイやトッド・テリエらのリミックスも収録、クラシック・ディスコ寄りのハウス集めたコンピ
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13R&B / HIP HOP
オディッシー 『The Odd Tape』 ルーツの70s趣味を披露し、スムース&メロウに極上グルーヴ紡いだオール・インスト集
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14WORLD
マルティナ・ステッセル 『Tini』 アルゼンチン発の19歳、ダブステやトロピカル・ハウス調曲でブリ風の歌声聴かせる初作
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15JAPAN
Muddy Apes 『FARAWAY SO CLOSE』 LUNA SEAのINORANやフィーダーのTAKAらから成るバンドの3作目
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16JAZZ
Bim Bam Boom 「TIGER ROLL」 detroit7の山口美代子ら擁するインスト・バンド、ジャズ・ファンクなど聴かせる初作
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17WORLD
ジェイ・キーズ 『Aloha'n'Irie Presents Weekend Special』 リラクシンだけど都会的なラヴァーズ並ぶ日本デビュー作
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18R&B / HIP HOP
ロー・ジェイムズ 『Eldorado』 ミゲルのように化ける可能性大! 殿下流儀にスライやジョデシィらの色配合したメジャー初作
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19DANCE / ELECTRONICA
ホースパワー・プロダクションズ 『Crooks Crime And Corruption』 ダブステップ黎明期からの顔役による新作
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20R&B / HIP HOP
ビヨンセ 『Lemonade』 ケンラマら参加、強い女性像/自身のドラマなど壮大で膨大な〈意味〉抜きに語れない新作
サックス奏者が加入し4人編成になったバッドバッドノットグッドの4作目や、ウィークエンドやジャック・ホワイトら豪華ゲストが参加したビヨンセの新作など、いつになくグルーヴィーな雰囲気が漂う今週のレヴュー・ランキング。トップは、日米の新鋭ファンク・バンドによって争われました。
晴れて1位を獲得したのは、都内のライヴハウスや渋谷の路上などでパフォーマンスする9人組、umber session tribeによる初の全国流通盤EP『Dude?!!!??!』。昨年は〈フジロック〉の〈ROOKIE A GO-GO〉に出演し、大きな話題となりましたが、ファンキーな演奏とカリスマ性溢れるヴォーカルは、Suchmos対抗馬の本命と言えそう。カッコイイです!
そして、惜しくも2位となったのは、今年の〈フジロック〉への出演が決定しているUSサンフランシスコの7人組、コン・ブリオの初作『Paradise』。パワフルで艶のある歌声がハイ・ヴォルテージでビートの効いたサウンドと重なり、最高にダンサブルなリズム&ブルースを鳴らしています。ブギーでもメロウでもない、気迫溢れるヴィンテージ・ソウルが実に新鮮。これは〈フジ〉でのパフォーマンスも必見でしょう。