ジャネットの『Rhythm Nation 1814』を経てまた先鋭化したジャム&ルイスのマッシヴな音塊に、豪快な激唱で応じていくアレックスが凄まじい。『Hearsay』ほどの統一感はないものの、NJSマナーの疾走オープナーからボム・スクワッドばりのヘヴィー・ファンク、ミネアポリス産らしいハード・ロック、ハウシーなアップなど曲調の多彩さではこちらに軍配が上がる。友愛を歌う表題曲や後半のスロウ群も最高品質。