2014年の前作でグラミー賞を獲得し、一段上のブレイクを果たしたセイント・ヴィンセント。このニュー・アルバムも引き続き小気味良いギターを連れ添ってディスコ・ポップな装いに。しかし、現代音楽の素養を覗かせながらピアノやストリングスをフィーチャーした“New York”では、古参のファンにもしっかり目配せ。また、カマシ・ワシントンやジェニー・ルイスの客演曲などトピックも多く、完全に前作を超えてきた!