ジャック・アントノフをプロデューサーに迎えた約4年ぶりの新作は、父親の出所にインスパイアされたもので、全体的に60年代末〜70年代っぽいサイケ・ポップやソウルの情緒を転写したような魅力的な彩りを備えた一枚に。プリンス〜ベック風味も薫るグラム・ファンク“Pay Your Way In Pain”をはじめ、埃を払ったら古い宝石が出てきたような優美さがある。過去作と比べても格段に楽しめる傑作。日本盤にはYOSHIKIとのコラボも!