ブライアン・マックナイトが4月22日(日)より、Billboard Live TOKYO/OSAKAで来日公演を開催。昨年6月の来日から一年経たずしての再来日となる。昨年は自身の最新作『Genesis』のリリースや、ボーイズIIメンの『Under The Streetlight』への客演を行うなど、30年近いキャリアを誇りながらも精力的に活動を続けるマックナイト。都会的でロマンティックでメロウなR&Bをトレードマークに、甘いマスクと歌声で魅了するシンガー・ソングライターの熟練のパフォーマンスに、今年も期待が高まる。

NY・バッファロー出身のブライアン・マックナイト。幼い頃から教会でゴスペルを歌い、学生時にはバンド活動でピアノやギターを習得するなど音楽に広く触れながら育ち、マルチ・プレイヤーとしてのスキルを培った。そして大学時にデモテープをレーベル各所に送っていくなかでマーキュリーの目に止まり、92年にセルフ・タイトルの『Brian McKnight』でデビューする。ちなみに、兄はテイク6の中心メンバーであるクロード・マックナイトで、ブライアンより少し先にデビューしている。

テイク6のパフォーマンス映像
 

ラッパーのメイスやメアリーJ・ブライジ、トラックマスターズらが制作に一部参加した97年作『Anytime』で、ブライアン・マックナイトはグラミーにノミネート。ほとんどの作曲とプロデュースをブライアン自身が手掛けた同作は、グラミーだけではなく後にプラチナディスク認定もされ、高いソングライティング・センスと歌唱で3作目にしてブレイクし、その名を広く知らしめた。

『Anytime』を最後にブライアンはレコード会社をマーキュリーからモータウンへ移籍し、ヒットを記録したクリスマス・アルバム『Bethlehem』(98年)を筆頭に、7枚のアルバムを制作。現在も衰えない制作意欲で、コンスタントな音源制作を続けるヴェテランだ。

BRIAN McKNIGHT 『Genesis』 Independent(2017)

最新アルバム『Genesis』では、ティム&ボブのティム・ケリーと自身、そして愛息子も一曲でプロデュースに参加。お家芸であるスムースでロマンティックな名バラードが並び、限定回帰の正統派なR&Bを鳴らしている。

前回の来日時にも『Genesis』の収録曲“Everything”“Forever”は演奏されていたようだが、今回も往年の名曲群と『Genesisからの選曲が期待されるので、ぜひとも予習して臨みたいところ。また、Billboardのサイトに掲載されていた、〈恥ずかしがらず目を見て話してみてごらんよ。いったいどんな悪いことが起こるっていうんだい?〉など、愛の伝道師・ブライアンの名回答が光るブライアン・マックナイトに恋愛相談〉も必見なので、ぜひチェックを。

2017年のライヴ映像

 


LIVE INFORMATION
ブライアン・マックナイト

2018年4月22日(日)Billboard Live TOKYO
1stステージ:開場15:30/開演16:30
2ndステージ:開場18:30/開演19:30
サービスエリア 16,800円/カジュアルエリア 15,300円
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2018年4月23日(月)、24日(火)Billboard Live TOKYO
1stステージ:開場17:30/開演18:30
2ndステージ:開場20:30/開演21:30
サービスエリア 16,800円/カジュアルエリア 15,300円
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2018年4月26日(木)Billboard Live OSAKA
1stステージ:開場17:30/開演18:30
2ndステージ:開場20:30/開演21:30
サービスエリア 18,000円/カジュアルエリア 17,000円
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■メンバー
ブライアン・マックナイト(ヴォーカル)
クリス・ロフリン(ベース)
タリク・アコー二(ギター)
リー・アーヴィン(キーボード)
グレッグ・ダニエル(ドラムス)