香川のファンク・バンド、ピクニック・ディスコの新曲“LADY”が2月14日、バレンタインデーにリリースされた

ミュージシャン/映像作家のKotetsuとギタリスト・Da Hiraの2人からなるピクニック・ディスコ。昨年7月に『GIRL e.p.』を入江陽主宰のレーベル・MARUTENN BOOKSからリリースしたが、今回も同レーベルからの発表となる。

彼らの新曲“LADY”は、トラップ・ビートの上でKotetsuがライムするラップ・ソング。『GIRL e.p.』の表題曲同様、“LADY”も強烈なパンチラインが飛び出してくる。〈涙隠すためにバスタブで泣くLADY〉〈俺はいつのいつでもガキと老人に興味がない〉〈俺はいつのいつでもLADYのために祈るよ〉〈死んでやるほどの価値もないこの世で〉〈Tポイント貯めるために生きてるんじゃないだろ?〉……。書きだしたらキリがないので、YouTubeのコメント欄にあるリリックをぜひ読んでほしい(ちなみに、歌詞に登場する〈칼군무〉とはアイドルの切れの良いダンスのことだとか)。

リリースと同時に公開されたミュージック・ビデオはKotetsu自身によるもの。上述のとおり映像作家でもある彼は、さとうもかの“Lukewarm”や自身の楽曲のビデオなどを多数制作している。

なお“LADY”は、MARUTENN BOOKSのサイトやピクニック・ディスコのライヴ会場にてCD-Rヴァージョンが販売される。そちらは、さとうもかによるリミックスの他、特典音源が追加された6曲入りとなっている。

またKotetsuは小鉄昇一郎名義でライターとしても活躍しており、Mikikiではつい先日オリジナル・ラブの新作『bless You!』について執筆してもらったばかり(ありがとう!)。多方面で活動するKotetsuに、これからも注視したい。