Douglas Dareはロンドンを拠点とするピアニスト/シンガーソングライターで、Erapsed TapesよりデビューEPを既にリリースしているが本作が1'stアルバムとなる。デビュー作同様Fabian Prynnをプロデューサーに迎え、メロディーメイカーとしての才と、艷やかで中性的な歌声、繊細なエレクトロニクスを効果的に配したトラックと、全く非の打ち所が無い傑作を届けてくれた。レーベルメイトでもあるÓlafur Arnaldsのツアーにピアニストとして参加するなど、ポスト・クラシカルシーンに於いても今後彼の名前を見かける事が増えそうだ。