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5人で認められたい

——実際には8月末~9月の上旬で4人の合格が決まって。それから番組内で初回がオンエアされるまでの数か月はどう過ごされてたんですか?

ナオ「私とアイカは地方に住んでたので、9月末くらいから上京して、WACKの寮で一緒に暮らしてました。その間はアイナさんから振り入れをしてもらうぐらいで本格的な練習もなかったので、家で自主練とか。ホントに普通の暮らしをしてました」

——ただ、11月に放送されてからは反響が凄くて、状況が一変したんじゃないですか。

ハナエ「ナオがめっちゃバレるんですよ」

ナオ「マスクしてても、すっぴんでも、帽子被っててもバレるんですよね。で、オンエアが始まって、最終回を迎えてない時に声を掛けられるのがいちばん怖くて。〈何で東京にいるの?〉ってなっちゃうんで、訊かれても〈いや、違います〉って逃げてたんですけど、大変でした」

——で、12月25日の生放送で4人のお披露目があって、その場でカエデさんが加入して。大晦日の「CDTV」が5人での初パフォーマンスでした。

ナオ「生放送の次の日から練習入りました」

カエデ「そうですね、もともとダンスが苦手で、しかも落ちてから数か月間は何もしてない時期があったので」

——普通の生活に戻られていたので。

カエデ「はい。覚えるのは大変だったんですけど、みんな凄い優しく教えてくれたので、何とかできたかなって思ったんですけど、やっぱネット見たらめっちゃ叩かれてて……ちょっといま傷ついてます。加入させてもらった時はみんな〈良かったね〉って言ってくれたんですけど、いざステージに立ってみたら〈4人のほうが良かった〉って言われてしまって……」

ミユキ「ヒドイ人がいるんですよ、大丈夫だよ」

ナオ「言ってるのは一部の人だから」

カエデ「だから、ホントに4人には申し訳ないなっていう気持ちがあるので、〈5人になって良かったな〉って思ってもらえるように、もっと歌もダンスもがんばらなきゃいけないなって思います、認められるように」

ミユキ「でもね、カエデがいちばんがんばってるんですよ。ずっと練習してるし」

——準備期間も短くて、まだ1~2回しかやってない段階ですからね……。そんな勝手に結論を出すことでもないっていうか。で、1月3日に〈WACKなりの甲子園〉に出演されましたが、ライヴのお客さんの前で初めて新衣装でパフォーマンスしてみて、いかがでしたか?

ミユキ「もう緊張しすぎて、始まる前から〈ワ~〉ってなって」

ナオ「ステージ袖で吐きそうになってました。出る直前まで」

ミユキ「でも、お客さんがみんな優しかった」

ハナエ「コールとかしてくれてね」

ナオ「受け入れてもらえてる感があって、凄い嬉しかったし、めちゃめちゃ楽しかったです」

 

ここからがスタート

——で、ここからまさに本格的な活動開始になると思うんですけど、今後どういうグループにしていきたいっていう目標とかは共有していますか?

ナオ「5人でまず話したのは、〈一発屋にだけはならない〉っていうのを決めて。やっぱりTV番組から出来て最初からバーンッていったグループって、もう下がり続けるしかないと思われてるじゃないですか? 俯瞰で見たら〈一発屋でしょ、コイツら〉って思われてるのもわかるので」

ミユキ「せっかく知ってもらえたんで、無駄にはしたくない」

——個々ではどうですか?

ミユキ「えっと、私はいままで自分のことばっかりだったんですよ。だからメンバーやグループのことを第一に考えて行動できるようにしたいし、パフォーマンス面もまだ足りないから、基礎からしっかりとやらないとダメだし、あとデブなので……合宿の時から痩せたんですよ(笑)」

ナオ「確かに痩せたね」

ミユキ「だからそれもがんばってます」

アイカ「私は歌とダンスがホントに苦手で、グループの足を引っ張っちゃってるんですよ。だからどんどん上達して、生歌でもしっかり歌えるように、ボイトレとかも行きたいし、ダンスも基礎からしっかりやっていきたいです」

ハナエ「やっぱりクロちゃんありきのグループなんですね、いまはまだ。そうじゃなくて、メンバーの一人一人がみんなに愛されるようなグループになりたいし、観てる人の記憶を更新していけるようにがんばります。あと、私はWAggで1年半ほど先にやらせてもらってたので、みんなを引っ張っていって、一人一人が自立できるようなグループにしたいです」

——親ですね(笑)。

ミユキ「頼りになります(笑)」

ハナエ「ハハハハハ」

ナオ「うん、ホントに自分たちの力でここからがんばっていくしかないし、私は3月にWACK合宿に参加もさせていただくので、そこで他のグループの先輩方からも勉強させていただいて自分も成長して、豆柴に良い影響を持って帰れるようにしたいなと思います」

——1年ぶりに壱岐に帰るのはどんな気分ですか?

ハナエ「帰る(笑)」

ナオ「いや、ちょっとトラウマです(笑)。でも、当時の自分はホントにダメダメだったんで、あの頃とは違う私を観てほしいです」

——楽しみにしています。で、合宿に先駆けて2月からはWACK全グループでのツアー〈WACK FUCKiN'PARTY〉は決まってるんですよね。

アイカ「こういう活動で環境とか生活リズムがどう変わるのかもわかんないし、ツアーでどれだけ体力使うのかとかも、まったくわかんないんですよ」

——アイカさんが唯一そういう活動は未経験ってことですもんね。

アイカ「そうなんです。ホントにまったくやったことなかったので。体調を崩さないで自分なりにパフォーマンスをもっと上達させていきたいです」

カエデ「えっと、ツアーはWACKを好きな人たちが集まるので、まずはWACKの一員として、いまはまだちゃんと認められているかどうか微妙な感じなんで(笑)、ちゃんと〈豆柴はWACKのグループなんだぞ!〉ってお客さんに認めてもらいたいです。あと、先輩たちからいろんなものを吸収したいですね」

ミユキ「やっぱり豆柴ってTVで知ってもらったじゃないですか? でもアイドルってライヴがあってこそだと思ってるので、ツアーで実際にライヴを観た人にファンになってもらえるようにしたいです」

ナオ「TVを観てファンになってもらって、最初のシングルもワンコインだったり、ゲリラで無料の握手会をやったりして、たくさんの方に来ていただいたんですけど、やっぱりライヴってお金がかかるじゃないですか。なので、今後は〈お金を払ってでも観たい〉って思ってもらえるような……何て言うんだろう?」

ミユキ「その価値があるような」

ナオ「そうそう、価値(笑)。そういう価値のあるグループになりたいです。視聴者さんが観た豆柴って『CDTV』と〈WACKなりの甲子園〉ぐらいで、まだ出来上がっていない状態だと思うんですよね。いまはカエデが入ってまだ数日しか経ってないので、ツアーが始まるまでの期間にパフォーマンスをどんどん固めて、〈みんな成長したな!〉って思ってもらえるようにしたいです」

——それを考えると、早く次の曲が欲しいところですよね。

ナオ「そうですね。また次の曲で見方が変わってくると思うので。衣装も変わり、名前も変わり、〈やっぱりクロちゃんのほうが良かった〉っていう視聴者さんもいると思うし、〈次はどんな曲なんだろう?〉って期待してくれてる方も多いと思うので、ここからが私たちのスタートっていうか、見せどころっていうか」

——確かに“りスタート”もめっちゃ良い曲でしたし。でも、衣装も曲調もいろいろ変わっていくのが普通ですからね。

ハナエ「まだ何もわからないんですよね。次がどういう曲になるのか、カワイイのかカッコイイのかも」

——自分たちの希望はどうですか?

ナオ「はい。カッコイイのもカワイイのも、どっちもやりたいです。WACKを音楽で好きになったので、個人的にはWACKっぽい曲がいいんですけど、カッコイイ曲もやりつつ、たまにちょっとカワイイ系のもやれたら、ギャップも楽しめていいんじゃないかな。どっちを求める人にも喜んでもらえるし、私たちも楽しいし」

ハナエ「うん。どっちでもイケるっていうのは強いですよね?」

——そうですよね。まあ、またクロちゃんさんとの絡みがあるかもしれないですけど。

ハナエ「またあのハラハラを感じるのかな……こわい~(笑)」

ナオ「観てる人はそれが楽しいんでしょうね……」