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【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第44回 映画から連なるエトセトラーー「パラサイト 半地下の家族」やクイーンを紹介

【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第44回 映画から連なるエトセトラーー「パラサイト 半地下の家族」やクイーンを紹介

 こんにちは。佐藤です。劇場版「SHIROBAKO」がついに公開されました。皆さま、ご覧いただけましたでしょうか? 僕はもちろん観させていただきました。泣きました。たくさんの〈本気〉と、〈本当〉が詰まった熱い奇跡の塊でした。冒頭から沁みました。こういう状況ではありますが、多くの人に届いてほしいです。“星をあつめて”が流れたときは万感の想いでした。

 「SHIROBAKO」も然りですが、監督、脚本、役者、音楽、制作、その他たくさんの関係者、スタッフ、そしてお客さん、すべての熱量が高く、ガッと大きな塊になっているような瞬間は、それだけで奇跡的で、感動してしまいます。そのことの秘密について最近はよく考えています。

THEO KATZMAN Modern Johnny Sings: Songs in The Age of Vibe Theo Katzman(2020)

 さて、最近よく聴いている曲ですが、まずはテオ・カッツマンの“You Could Be President”。温かみがありながら絶妙に歪んだ音像とリズムが気持ち良いです。

 

パラサイト 半地下の家族 Stone Music Entertainment(2020)

 映画と言えば「パラサイト 半地下の家族」が凄かったです。最近は格差を描くことがトレンドですが、それ自体は新しいテーマでなくても、ちょっと視点を変えて描くととても新鮮になる。そしてシンプルに映画自体の完成度が高かったです。そのエンディング曲“Soju One Glass(焼酎一杯)”が良かったです。キム一家の長男を演じるチェ・ウシクが歌っているのですが、ボブ・ディラン的なフォーク・ソングっぽい導入からいい感じに展開し、声も良くてなかなか聴かせてくれます。

 

 そしていまさらのように、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観たのですが、こちらも素晴らしかったです。もちろん〈ライヴエイド〉のシーンや物語も良いのですが、バンドのリーダー側、メンバー側、マネジメント側、レーベル側、視点によって見方も変わってくるところもおもしろいなと思いました。ということで、クイーンの“Bohemian Rhapsody”です。改めて凄い曲だなと。実はいま、こういうオペラのような組曲ような曲を作っています。どこでお披露目されるかはお楽しみに。

 


佐藤純一
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyu­x­uki waga、kevin mits­unaga(Leg­gy­salad)という3人のサウンド・プロデューサーとヴォーカリストのtowanaから成るユニット、fhánaのリーダー。現在公開中の劇場版アニメ「SHIROBAKO」の主題歌を収めた最新シングル“星をあつめて”(ランティス)が好評リリース中! また、佐藤個人としては、4月8日にリリースされるDIALOGUE+のミニ・アルバム『DREAMY-LOGUE』に収録の“好きだよ、好き。”の編曲を手掛けるなど、作家として関与した作品もさまざま控えています。その他、今後のバンドのスケジュールについては〈http://fhana.jp/〉でご確認ください。

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