1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。
「メンバーはMutoo(コンポーザー)、Saori(ヴォーカル)が茨城県出身、Miyake(ギター/シンセ)が岡山県出身、2no(VJ)が福岡県出身で、茨城で結成されました。
2017年にMutooがフェスに遊びに行った際Miyakeと出会い、その日を境に家でトラックを作ったりして遊んでいました。その後Lights out recordsというレコードショップで出会ったSaoriが加入し、CUBとしての活動が始まりました。後にライブハウスで出会った2noが加入し、現体制となりました。
出会いの場は全て茨城の水戸という街です」
2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?
「MutooはDJで活動していた時期もあったので、ハウスミュージックを基盤としたダンスミュージックの構成や展開が身体に染み付いてます。その中でも特にメジャーなDisclosure、Bonobo、Mura Masaには強い影響を受けています」
3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?
“Her”
「Mutooが作成したトラックとメロディーにSaoriがリリックを乗せ、その後Miyakeのアレンジが加わり完成しました。“Her”は男性目線の曲で、夢のような出会いを歌っています。英詞なのですが、そのまま翻訳しても細かなニュアンスが伝わらないのでSaoriがTumblrでリリックを考察しています。“Her”以外の曲も考察してくれているので、是非覗いてみてほしいです」
4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?
「FUNLETTERS、gato、all about paradise、sayonarablue」
5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアです。あなたが最近出会った新しい音楽は?
「Black Lives Matter運動が加熱する中、Spotifyで〈Black Lives Matter〉というプレイリストを見つけて聴いていたのですが、そこでblack musicやhiphopの偉大さに改めて気づきましたね。曲はもちろんですが、掘れば掘るほどリアルを歌っていて、最近ではそれが衝撃でした。あまり通ってこなかったジャンルなので余計に」
6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。
「都内でのライブも沢山決まっていたのですが、パンデミックによって状況が一変してしまったので今は制作に没頭しています。良い曲が沢山生まれているので今後も注目してもらえると嬉しいです。あとCUBには幸いにもVJがいるので、映像に特化したライブ配信など演っていきたいなと思っています。日程などはSNSで更新していきますので、そちらもチェックしてもらえたら嬉しいです」
Twitter:https://twitter.com/C_U_B_JPN
Instagram:https://www.instagram.com/cub_unit/
以上、CUBへの〈6つの質問〉、いかがでしたでしょうか?
「制作に没頭しています」と語る彼らの新作がとても楽しみですね。「あまり通ってこなかった」という「black musicやhiphop」からの影響によって、彼らのサウンドも変化しているかもしれません。
また、映像も素晴らしいと評判のCUBのライブは、ぜひ配信で堪能したいところ。今回TOWER DOORSが紹介した“Her”を聴いて気になった読者のみなさまは、ぜひ彼らのTwitterで配信スケジュールをチェックしてください!