アルバニア出身の美しきソプラノ、ヤオのデビュー・アルバム。当たり役の一つ、「蝶々夫人」から“ある晴れた日に”“かわいい坊や”、「椿姫」“さようなら、過ぎ去った日々よ”といった有名曲と共に、ジョルダーノ「シベリア」、レオンカヴァッロの「ボエーム」等、現在ではなかなか録音もない珍しいアリアが多く含まれています。これは蝶々夫人」他、数々のオペラの初演者でもあった伝説のソプラノ、ロジーナ・ストルキオに因んだもの。指揮はバッティストーニ、生き生きと躍動的な音作りが繊細で情熱的な表現が光るヤオの歌唱と良く合い、得難い一枚となりました。