こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。

TOWER DOORSが注目する新人アーティストの魅力にメール・インタビューから迫る企画〈6つの質問〉。いままで質問に答えてくれたアーティストの楽曲は下記の再生リストにまとめてあります。

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今回はphritzに登場してもらいます。TOWER DOORSは彼の新曲“summit”を紹介しています。

2016年からパソコンでの作曲を始め、2018年より現在の名義で活動を開始したphritz。2019年にはストリーミング・サービスで楽曲の配信を始め、2020年からはオンライン・コミュニティー〈FORM〉のコンピレーション・アルバム〈All Nighter〉シリーズのVol.4~6の3作に参加。2021年の『All Nighter Vol.6』では、Kabanagu、hirihiri、ウ山あまねとコラボした“all night”で話題を呼びました。また、それ以外にもMaltine Recordsのコンピ『???』(2020年)に参加したり、新進のネット・レーベル〈ecotone records〉から“summit”を発表したりと、さまざまな場所で活躍しています。

そんなphritzは、EDMやベース・ミュージックなどからの影響を感じさせる音色や豊かなリズム感覚、さらにHyperpopの要素を取り入れた作風が特徴。2020年以降はアンビエントやエレクトロニカなどのエッセンスも融和させ、淡く儚げな色を湛えた電子音楽を奏でています。まるで雪解け水のように美しく透き通ったそのサウンドは、聴き手の身体の奥底に染み渡るほど、ピュアで優しいものです。

phritzの音楽はPorter Robinsonの目に留まり、彼のSpotifyプレイリストに”change my mind”が選ばれたことで、国外からも注目を集めました。phritzは、それ以前から海外でも注目を集める存在でした。というのも、100 gecsやMadeonの楽曲のリミックス、さらにLauvの“Sims”やPorter Robinsonの“Look At The Sky”のカヴァーを発表していたからです。SoundCloudの再生回数やコメントの多さを見ると、彼が世界のファンを虜にしていることがわかるでしょう。 

とはいえ、いまだ謎に包まれているphritz。彼への〈6つの質問〉から、いったい何者なのかを明らかにしていきましょう。