Kyoto Jazz Massiveの新作も記憶に新しい沖野修也が、KJSでも『UNITY』から5年ぶりのアルバムを完成した。今回は昨年の〈Tokyo Crossover/Jazz Festival〉で初共演したレジェンダリーなドラマーの森山威男を迎え、クラブ・ジャズ文脈の再評価でもよく知られる“風”や“渡良瀬”など彼の代表的なレパートリーが熱気たっぷりに披露されている。沖野の書き下ろした“ファザー・フォレスト”もパッションの漲る名演だ。