2年半ぶりの3作目。アルバムごとに自分→恋人→家族とテーマを変えつつ、キューバン・ルーツに根ざしたラテン・ポップは今回も健在。“Don’t Go Yet”のアンセミックなフックはグロリア・エステファン先輩の座を継げそうな勢いだし、“La Buena Vida”などではマリアッチ風味の伝統的な音作りでラテン圏リスナーの心も掴みそう。エド・シーランとの“Bam Bam”然り、絶妙なポップスにまとめるリッキー・リードのプロデュース力も光る。