夏ですね……。fhánaの佐藤です。夏に冷房の効いた部屋でゴロゴロしながら聴きたい曲たちを紹介します。

GILBERT O’SULLIVAN 『The Best Of Gilbert O’Sullivan』 ビクター(2001)

 まずはギルバート・オサリバンによる72年の世界的大ヒット曲“Alone Again (Naturally)”。ラジオや有線やどこかで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ギルバート・オサリバンは、アイルランド出身のシンガー・ソングライター。コード進行とメロディーが良いんですよね。

BEABADOOBEE 『Beatopia』 Dirty Hit/ユニバーサル(2022)

 2曲目はビーバドゥービーの“10:36”。ニュー・アルバム『Beatopia』を最近かなり聴いてます。フィリピンのイロイロで生まれてロンドンで育ったシンガー・ソングライターで、The 1975と同じダーティ・ヒットからのリリース。The 1975のサポート・アクトなども務めたそうです。このインディー・ロック感、僕にとっては懐かしい感じで、良いんですよね。声も好きです。

Spangle call Lilli line 『Nanae』 Pヴァイン(2002)

 3曲目はSpangle call Lilli lineの“E”。2002年のアルバム『Nanae』収録です。久しぶりに聴いたらめちゃめちゃ良かったです。こういう8ビートなポスト・ロック/インディー・ロックはとても好みです。SCLLのギタリスト笹原清明さんはフォトグラファーで、いつもfhánaの写真も撮っていただいております。

 最近ますます暑いですが音楽を聴いて乗り切りましょう。ではまた。

 


佐藤純一
サウンド・プロデューサーのyu­x­uki wagaとkevin mits­unaga、ヴォーカリストのtowanaと組んだユニット、fhánaのサウンド・プロデュース/キーボードなどを担当。先日はtowanaのTowana名義によるソロ・デビュー曲“ベール”のトータル・プロデュースを担当したばかり。最新アルバムCipher』(ランティス)も大好評のfhánaでは、〈fhána Billboard Live Tour 2022 Autumn(仮)〉の開催も控えています。詳細は〈http://fhana.jp/〉でご確認を!