LAND OF 100 JAZZ
ジャズの100枚。を一気に紹介!
ハード・バップの代表的グループ、ブラウン・ローチ・クインテットの代表作。冒頭の“Cherokee”に始まる天才ブラウンの超絶プレイが圧倒的。ローチのしなやかなリズムに乗って、閃きに富んだブリリアントなアドリブを展開する。
DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE 『Duke Ellington & John Coltrane』 Impulse!/ユニバーサル(1963)
世代を超えて2人のジャズ・ジャイアンツが邂逅した一期一会のコラボ作です。サー・デュークの代表曲“In A Sentimental Mood”における儚げな語らいをはじめ、美しく情緒豊かな名演集!
新進フルート奏者のジェレミー・スタイグを迎えた、〈ジャズ・ピアノの詩人〉の逸品。ここでも冒頭の“Autumn Leaves”から緊迫したスリリングなインタープレイが飛び出してきます。
SHELLY MANNE & HIS FRIENDS 『Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady』 Contemporary/ユニバーサル(1956)
ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の音楽がアンドレ・プレヴィンのピアノを中心とするトリオ編成で録音された大ベストセラー作。お馴染みのナンバーで小気味良くスウィングしましょう。
ジャズ・ギターの神様=ジョー・パスが超絶技巧を凝らし、無伴奏でソロを聴かせる傑作。取り上げているのがお馴染みのスタンダードだけに、ギター一本とは思えないイマジナティヴなサウンドの凄さがより伝わってきます。
絶好調期の楽団が、欧州ツアー中のステージを収録したもの。フランク・フォスター&ウェス、サド・ジョーンズらスター揃いの分厚い演奏が徹底的にスウィングしまくる熱狂雷舞盤です。観光気分なジャケも良し!
MILES DAVIS QUINTET 『Relaxin’ With The Miles Davis Quintet』 Prestige/ユニバーサル(1958)
これも〈マラソン・セッション〉4部作のひとつ。マイルスはほぼ全編でミュートを付け、半数に及ぶミュージカル曲などをゆったり演奏しています。タイトル通りのリラクシンな雰囲気も最高です。
天才チャーリー・パーカー、最高のプレイを捉えた〈ダイアル・セッション〉の編集盤。若きマイルス・デイヴィスを従えた46年の録音から復活を遂げた47年2月の録音まで、西海岸の日々を記録!
〈ダイアル・セッション〉の第2弾。こちらは47年4月にパーカーがNYへ戻って結成した、新バンドによるスリリングな名演集です。
ブルース・フィーリングと粘りのあるタッチを持ち味としたピアニスト、ハンプトン・ホーズの代表作。躍動感に溢れる“I Got Rhythm”のダイナミックな演奏は聴き応えがあります。