レディオヘッドが再始動することを正式にアナウンスした。

バンドは公式サイトやInstagramを通じて、2025年11月から12月にかけてヨーロッパ各国を巡るツアーの開催を発表。スペイン、イタリア、イギリス、デンマーク、ドイツでそれぞれ4公演、計20公演の日程が組まれている。

バンドを代表して、ドラムスのフィリップ・セルウェイが以下のコメントを寄せている。

去年、僕らはただ気まぐれに集まってリハーサルをした。7年の空白を経て、再び曲を演奏し、5人全員心の奥底に刻まれた音楽的アイデンティティと再びつながれたことは本当に心地よかったんだ。

そして僕らはいくつか一緒にショウをしたくなった、だから今後行う予定のライブのいずれかに足を運んでくれたら幸いだ。

今のところ予定されているライブはこれだけだけど、これから僕らがどこへ向かうのかは誰にもわからないよ。

フィリップx

レディオヘッドの再始動については、先日イギリスのバービカン・センターにファンが訪れた際に入手したチラシにバンド名とライブ日程と思われる日付が記載されていたことで〈バンドが近くツアーを発表するのではないか〉と話題になっていた。

なお、レディオヘッドがライブを行うのは2018年8月以来、実に7年ぶりとなる。2016年に発表したアルバム『A Moon Shaped Pool』に伴うワールドツアーは2年にわたり開催され、同ツアーの一環として〈SUMMER SONIC 2016〉にヘッドライナーとして出演、4年ぶりの来日を果たした。

レディオヘッド関連の情報としては、ライブアルバム『Hail To The Thief - Live Recordings 2003-2009』を突如デジタルリリースしたほか、同作のフィジカルを10月31日(金)に発売する予定だ。

発表されたスケジュールを確認する限り、今年中に新たにライブを行う可能性は低いだろうが、フィリップのコメントを借りるなら、2026年以降は彼らが〈どこへ向かうのかは誰にもわからない〉。10年ぶりとなる来日は叶うのか、今後のバンドの動向に注目だ。

 


LIVE INFORMATION
2025年11月4日(火)スペイン・マドリッド モビスター・アリーナ
2025年11月5日(水)スペイン・マドリッド モビスター・アリーナ
2025年11月7日(金)スペイン・マドリッド モビスター・アリーナ
2025年11月8日(土)スペイン・マドリッド モビスター・アリーナ
2025年11月14日(金)イタリア・ ボローニャ ウニポル・アリーナ
2025年11月15日(土)イタリア・ ボローニャ ウニポル・アリーナ
2025年11月17日(月)イタリア・ ボローニャ ウニポル・アリーナ
2025年11月18日(火)イタリア・ ボローニャ ウニポル・アリーナ
2025年11月21日(金)イギリス・ロンドン O2アリーナ
2025年11月22日(土)イギリス・ロンドン O2アリーナ
2025年11月24日(月)イギリス・ロンドン O2アリーナ
2025年11月25日(火)イギリス・ロンドン O2アリーナ
2025年12月1日(月)デンマーク・コペンハーゲン ロイヤル・アリーナ
2025年12月2日(火)デンマーク・コペンハーゲン ロイヤル・アリーナ
2025年12月4日(木)デンマーク・コペンハーゲン ロイヤル・アリーナ
2025年12月5日(金)デンマーク・コペンハーゲン ロイヤル・アリーナ
2025年12月8日(月)ドイツ・ベルリン ウーバー・アリーナ
2025年12月9日(火)ドイツ・ベルリン ウーバー・アリーナ
2025年12月11日(木)ドイツ・ベルリン ウーバー・アリーナ
2025年12月12日(金)ドイツ・ベルリン ウーバー・アリーナ

レディオヘッド公式サイト:https://radiohead.com/