『The Beach Boys Love You』前後から近年に至るまでのビーチ・ボーイズとブライアン関連作!

ブラザー/リプリーズに移籍した『The Sunflower』(70年)と『Surf’s Up』(71年)のリマスターに、その時期の派生音源をコンパイルしたアーカイヴ編集盤。サイケ方面に傾倒しつつ各人の才気が発揮されるなか、70年代を迎えた時期の貴重な記録だ。
ブロンディ・チャップリン&リッキー・ファターが新加入した『Carl And The Passions “So Tough”』(72年)及び『Holland』(73年)というカール・ウィルソン主導期の奮闘を記録した編集盤。ブライアンによる童話EP『Mount Vernon And Fairway』も収録。
初のクリスマス盤『The Beach Boys’ Christmas Album』(64年)をベースにした編集盤。このページの流れにおいては、『Adult/Child』に続いて77年に録音されたお蔵入り作『Merry Christmas From The Beach Boys』から収録の6曲に注目したい。
77年にかけてブラザー・スタジオで録音されていた、BBメンバーで初めてのソロ作。ブライアン以外のメンバーもサポートに迎えつつ、光っているのは制作過程で進化を見せた主役のミュージシャンシップと個性だ。結果的には生前で唯一のアルバムとなった。
あのディーン・マーティンの息子が発表した唯一のアルバム。ブラザー・スタジオにてカール・ウィルソンのプロデュースで録音され、デニス・ウィルソンやヴァン・ダイク・パークスらも交えた西海岸サウンドが楽しめる。こちらも77年のBB仕事として重要だ。
2025年にリイシューが実現したソロ名義で初のライヴ盤。ワンダーミンツのメンバーを含む大所帯バンドを従えたLAのロキシーに凱旋したステージを収めたもので、グレイテスト・ヒッツ的なセットを当時57歳の主役がパワフルに歌い上げるナイスな内容だ。
ジョー・トーマスがMOR的に味付けした最後のオリジナル楽曲集。もともとBB作品を構想していたからかアル・ジャーディンらが駆けつけ、ケイシー・マスグレイヴスら若手も客演。キャリアの終局を綴ったような終曲“The Last Song”の独唱が素晴らしい。
コロナ禍に制作されたチャリティ企画盤で、ブライアン作の“Add Some Music To Your Day”(70年)をBBのファミリーが披露したほか、主旨に則った各人の楽曲を新録で収めている。ブライアン本人は不在ながら愛娘のカーニー&ウェンディは歌唱に参加。
初のドキュメンタリー作品「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」のサントラ。ブライアンとジム・ジェイムズ(マイ・モーニング・ジャケット)が共演した新曲“Right Where I Belong”のほか、90年代にアンディ・ペイリーと作っていた未発表曲群も貴重だ。
ソロ・ピアノで過去の自作曲を演奏した最後のスタジオ・アルバム。選曲は“Love And Mercy”(88年)を除けばすべてBB時代の著名なナンバーで、そのなかに『Mount Vernon And Fairway』を再構築した“Mt Vernon Farewell”があるのもポイント。
『No Pier Pressure』にも客演したズーイー・デシャネルとM・ウォードのデュオによるトリビュート盤。“Darlin’”や“Wouldn’t It Be Nice”などのBB曲を中心に洗練された演奏とハーモニーが印象を残すなか、“Do It Again”にはブライアン本人も歌唱で参加。

新時代のマルチ奏者として脚光を浴びていた初期には“In My Room”を取り上げて敬愛を表明していたジェイコブ。ブライアンの逝去を受けて歌とギターだけで発表した“Keep An Eye On Summer”のカヴァーは、こちらの最新アルバムに収録されている。









