Geography』(2018年)から8年、オリジナル・アルバムとしてはまだ2作目。その間に届けたEP『Six Songs』(2024年)の路線をさらに推進し、軽やかなギターに乗せた“Slow Tonight”を筆頭にいわゆるシンガー・ソングライター的な歌心を響かせる。イアン・フィチャックやマット・マルチーズら共作/制作陣の力も借りつつ、大作主義を回避して素朴に自己の表現を突き詰めた好盤だ。