人間には為し得ない変則的なタイミングで音を発するシーケンサー・プログラムを用いた即興演奏で、独自の電化ジャズ・サウンドを展開してきた、坪口昌恭によるプロジェクト。そのレパートリーを今度は人力で再現してしまおうという試みで誕生したバンドの、前作『Change Gravity』に続くライヴ・アルバム第2弾。TZBだからこそ生まれた魅惑の楽曲群を、生身の演奏だからこその極上グルーヴで再構築し、活き活きとしたまさに「スペシャル」なサウンドを届けてくれている。「機械」を意識し過ぎないホットなインタープレイとクールなバランス感覚が両立する、最高にかっこいい一枚です!