fhánaのいろいろな音を担当している、kevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)です。最近、少し丁寧な暮らしを心がけようと部屋の模様替えなんかをしてみたのですが、やっぱり空間の雰囲気をガラッと変えてくれるのは音楽の力ですよね。今回は、流すだけでいつもの部屋が一瞬で上品なカフェや洗練されたラウンジに早変わりするような、〈オシャレな気分に浸りたいときに聴く曲〉を紹介したいと思います。

まず1曲目は、鬼頭明里の“Esquisse”。声優としても大活躍されている彼女のセカンド・アルバム『Luminous』収録曲で、作詞はSoflan Daichi、作曲・編曲は伊藤翼が手掛けています。この曲、ジャジーなベースラインと、跳ねるようなピアノ、泣けるストリングスのコンビネーションが抜群にオシャレなポップ・チューンなんです。どこか渋谷系のエッセンスも感じられるスウィング感があって、彼女の艶っぽくも芯のある歌声がサウンドにカチッとハマっている。聴いているだけで、ヨーロッパの石畳をヒールで軽快に歩いているような、上品でクリエイティヴな気分にさせてくれます。

続いて2曲目、OSTER project“フランスかぶれ(feat. 重音テト)”。ボカロシーンのトップランナー、OSTER projectが手掛けた2026年リリースの最新曲です。フレンチ・ポップやボサノヴァの薫りが漂うエレクトロ・ポップで、とにかくアレンジの引き出しの多さに脱帽します。歌詞がまた可愛くて、〈真鯛のポワレよりも本当はお刺身が好き〉〈白ワインも美味しいけれど緑茶ハイもイケる〉なんて本音を隠しつつ、大好きな人のために背伸びしてフランスっぽさを装う姿が描かれているんです。重音テトのキュートな歌声と、洗練されたアコースティックなアンサンブルが絶妙にブレンドされていて、聴くと心がウキウキして自然と足取りが軽くなります。
3曲目は、星野源“Why”。映画主題歌として“光の跡”のタイトルでリリースされ、その後のアルバム『Gen』に収録される際に曲名が“Why”へと改題されたという、とても印象的なストーリーを持つ楽曲です。星野源らしいR&Bやソウルのエッセンスが溶け込んだ極上のミディアム・バラード。ストリングスや洗練されたコーラスワークの重なりが本当に美しくて、音の隙間を贅沢に楽しむような〈引き算の美学〉を感じるトラックがたまりません。部屋の明かりを少し落として、グラスを傾けながらじっくりと浸りたくなるような、大人のオシャレさを纏った名曲です。
さて、いかがだったでしょうか。日常をちょっと豊かに彩ってくれる、洗練された楽曲たち。みなさんがオシャレな気分になりたいときに聴くお気に入りの楽曲も、ぜひSNSで教えてくださいね! それじゃ、またね!
kevin mitsunaga
佐藤純一、towanaと組んだユニット、fhánaのいろいろな音を担当。fhánaとしては映画「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」のOP主題歌“涙のパレード”を収めた小林幸子とのスプリット・シングル『涙のパレード/僕たちの日々』(ランティス)に続くリリースも待たれるところです。この秋に開催を控えている15周年ツアー〈fhána 15th Anniversary Tour「Worldlines」〉の詳細も含めて、その他のさまざまな最新情報は〈http://fhana.jp/〉にてチェックを!
