2013年に録音されたバッハの『フーガの技法』が第52回レコード・アカデミー賞器楽曲部門を受賞した、バッハ弾き、そしてファツィオーリ弾きとして有名なアンジェラ・ヒューイット、初めてのリスト録音! 楽器の持つ明朗な響きと、彼女の変幻自在の柔らかなタッチから生み出される音色は、音の粒立ちがクリアで、とても潔い雰囲気を醸し出しています。大曲 《ピアノ・ソナタロ短調》は重たすぎずに、でもしっかりとした構成感で後味すっきりに聴かせます。《ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」》も楽器の特性を生かしたようなダイナミックでキレのある演奏です。
バッハ弾きとして有名なアンジェラ・ヒューイット、初めてリスト曲を録音した潔い雰囲気醸し出す新作
Hyperion