昨年もセルジオ・メンデスの新作に参加したり盟友レアンドロ・レオの大傑作デビュー・アルバムを全面的にバックアップするなど目覚ましい活躍をみせたマリア・ガドゥがついに3年ぶり3作目を発表! 前2作とはうってかわりバックは4名からなるバンドのみ。今までにないエレクトリックなアプローチもみせ、タイトに時にエッジも効かせ新たなマリア・ガドゥを聴かせてくれます。そこかしこから現行MPBを牽引していく若き女王としての自覚、自身、貫禄といっていい、今まで以上の芯の強さが感じられます。そしてもちろん彼女ならでのメロディ、歌声は不変。これ以上の必聴作はないです。