ビル・ワイマン、23年ぶりソロ作はR&Rやアメリカーナといったサウンドと絡む独特の枯れた声に心奪われる一枚

2015.12.04

全世界のロック・バンドの憧れ、ローリング・ストーンズ、そんな伝説的なバンドでベースを弾いていた男、そう、ビル・ワイマンの実に23年振りとなるソロ・アルバムがリリース! 新曲、そして未発表のデモから完成させた3曲を、ジェフ・ベックなどでも知られる仕事人、アンディ・ライトを共同プロデューサーに迎えて、彼独特のあのささやくような枯れた声と、時にロックンロールに、そしてアメリカーナにというサウンドと絡み合う、78歳という年齢を感じさせない、いやそれを味としたようななんとも言えん空気感を演出。やっぱりこの声に心が奪われる。

江藤玄太(タワーレコード難波店)
intoxicate 2015 October

 


23年ぶりに放たれたこのソロ・アルバムは、全曲ビル・ワイマン本人のペンによる気合いの一枚。60曲近いストックから厳選されたというだけあって、曲は粒揃いだ。70年代のローリング・ストーンズ本隊を思わせる、ルーズでねちっこいグルーヴを湛えたブルース・ロック・サウンドがたまらない。ソロ・デビュー時は線が細いと言われていた歌声も、渋みたっぷりの低音ヴォイスに変化し、それが新たな魅力のひとつとなっている。

赤瀧洋二
bounce 2015 November

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