Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、11月2日~11月8日の週間アクセス・ランキングを発表します!
-
1
POP / ROCKコンピューター・マジック 『Davos』 NYの宅録女子によるレトロ・フューチャリスティックなエレポップ楽しめる初フル作
-
2
POP / ROCKVA 『We Love Disney』 アリアナやニーヨら大物集結、デヴィッド・フォスター総指揮のディズニー名曲カヴァー集
-
3
OTHER村上春樹 「職業としての小説家」 自身の考えを特有の比喩交え描いた、文芸誌での連載に書き下ろしなど加えた新エッセイ
-
4
JAPANぱいぱいでか美 『レッツドリーム小学校』――川本真琴、澤部渡、植野隆司らが楽曲提供した衝撃のファースト作
-
5
POP / ROCKオーディナリー・ボーイズ 『The Ordinary Boys』 ジャムへの憧れ丸出しのネオ・モッズ・サウンド満開な9年ぶり新作
-
6
JAPAN3776 『3776を聴かない理由があるとすれば』 富士の麓のご当地アイドル、DOOPEES思わせる初フル作
-
7
JAPANXINLISUPREME 『始発電車』 ざらつくサウンドの強烈な印象とメロディーの美しさに惹かれる3年ぶり新作
-
8
DANCE / ELECTRONICAフローティング・ポインツ 『Elaenia』 アナログ機材の深い鳴りと生楽器の息遣いが絶品、ソング・オリエンテッドな初フル作
-
9
OTHER「ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本」 騒動となった「セッション」批評含む追加収録ありのディレクターズ・カット版
-
10
JAPANDJ KRUSH 『Butterfly Effect』 新垣隆やディヴァイン・スタイラーら参加、ディープな音作り冴える11年ぶり新作
-
11
JAPAN石指拓朗 『緑町』 フィンガー・ピッキングで紡ぐ60s和製フォークの精神を現代に甦らせた語り口が甘く懐かしい一枚
-
12
JAZZザ・ショッキング 『ALIVE!』 サッチモ〈聖者の行進〉や勝新オマージュ含めライヴで馴染みの曲メインにした笑激の新作
-
13
POP / ROCKフロー・モリッシー 『Tomorrow Will Be Beautiful』 往年のアシッド・フォーク歌手連想させつつ振り幅広い初作
-
14
DANCE / ELECTRONICAイパ 『Tiny Pause』 ケミカル・ブラザースがシューゲイザーをやっているような曲など解放感に溢れた新作
-
15
POP / ROCKアンディー・グラマー 『Magazines Or Novels』 マルーン5似の歌&キャッチーなポップ曲楽しめる世界デビュー盤
-
16
R&B / HIP HOPソウルジャズ・オーケストラ 『Resistance』 ポリリズムまみれ&全編ヴォーカル配したアフリカ音楽がテーマの新作
-
17
DANCE / ELECTRONICAコード9 『Nothing』 盟友たちを亡くした影響滲む初ソロ作は、先鋭性溢れる全曲風変わりな異形ベース・サウンド
-
18
POP / ROCKヤング・ギャラクシー 『Falsework』 カナダのドリーム・ポップ・トリオ、シャープな音作りに進化/深化した新作
-
19
POP / ROCKエル・キング 『Love Stuff』 マーク・ロンソンら参加、存在感抜群のハスキー声でロッキン・ブルースなど歌いこなすデビュー作
-
20
JAZZスチュアート・マッカラム 『City』 リチャード・スペイヴンがプロデュース。元シネマティック・オーケストラのギタリストのソロ新作
今週は、コンピューター・マジックの初作が首位に。キユーピーハーフやレクサスのCMなどで日本でも知名度を高めたNYの宅録女子によるエレポップはキュートさ全開。ブラッド・オレンジ、カインドネス、ソランジュらの諸作にも参加し、インディーR&Bの立役者であるドラムスのクリス・イーガンによるビートも聴きどころです。
続いて2位にランクインしたのは、ディズニー・ソングのカヴァー企画における決定盤とでも言えそうな一枚。デヴィッド・フォスター御大が号令をかけ、アリアナ・グランデやニーヨ、グウェン・ステファニーらメインストリームの多彩な大物たちが「シンデレラ」から〈アナ雪〉に至るまでの名曲に挑んでいます! 以降は、3位に村上春樹の新作エッセイ、4位に英訳レヴューが公開されたぱいぱいでか美の初作、5位にオーディナリー・ボーイズの9年ぶり新作と、文学、アイドル、UKロックとカオティックな並びに。
トップ10内では、8位のフローティング・ポインツ『Elaenia』に注目。英国人男性、サム・シェパードによるソロ・プロジェクトの初作です。レフトフィールド・テクノの傑作として記憶に残る12インチ・シングル諸作の印象を覆し、現代音楽やジャズの要素を吸収したエレクトロニカとなった同作は、アナログの電子機材と生楽器が奏でる緻密なアンサンブルが美しい!



















