Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、11月2日~11月8日の週間アクセス・ランキングを発表します!

 

 

今週は、コンピューター・マジックの初作が首位に。キユーピーハーフやレクサスのCMなどで日本でも知名度を高めたNYの宅録女子によるエレポップはキュートさ全開。ブラッド・オレンジカインドネスソランジュらの諸作にも参加し、インディーR&Bの立役者であるドラムスのクリス・イーガンによるビートも聴きどころです。

続いて2位にランクインしたのは、ディズニー・ソングのカヴァー企画における決定盤とでも言えそうな一枚。デヴィッド・フォスター御大が号令をかけ、アリアナ・グランデニーヨグウェン・ステファニーらメインストリームの多彩な大物たちが「シンデレラ」から〈アナ雪〉に至るまでの名曲に挑んでいます! 以降は、3位に村上春樹の新作エッセイ、4位に英訳レヴューが公開されたぱいぱいでか美の初作、5位にオーディナリー・ボーイズの9年ぶり新作と、文学、アイドル、UKロックとカオティックな並びに。

トップ10内では、8位のフローティング・ポインツ『Elaenia』に注目。英国人男性、サム・シェパードによるソロ・プロジェクトの初作です。レフトフィールド・テクノの傑作として記憶に残る12インチ・シングル諸作の印象を覆し、現代音楽やジャズの要素を吸収したエレクトロニカとなった同作は、アナログの電子機材と生楽器が奏でる緻密なアンサンブルが美しい!