INTERVIEW

ブルーノ・マーズが時代の気分をゴージャスに塗り替える! 華やかなパーティー・ムード詰まった新作『24K Magic』を語る

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ゴージャスでファンキーな『24K Magic』の煌めきを創り出した魔法の源泉たち

PRINCE 4Ever Rhino(2016)

80年代の未発表曲“Moonbeam Levels”を含むこのベスト盤を聴かずとも、24Kの節々を構築するファンクの輝きはプリンス譲り。殿下といえば交流の深かったヴェルサーチのショウで生前に贈っていた曲が使われて話題になったばかりだ。

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AFTER 7 Timeless eOne(2016)

ベイビーフェイスと共作した“Too Good To Say Goodbye”のみならず、24Kの裏にはポスト・ニュー・ジャック的な90年代R&Bの魔法がある。その時代を見届けたグループが21年ぶりに出した本作は、童顔の最新ワークとしても必聴だ。

 

T-PAIN Happy Hour: The Greatest Hits RCA(2014)

表題曲のトークボクサーはバイロン・チェンバースだが、オートチューンで同様の効果を創ったT氏が今回“Straight Up & Down”を共作してるのは示唆的。なお、“That's What I Like”が参照したR・ケリー“I'm A Flirt Remix”もT絡みだった。

 

ZAPP Zapp III Warner Bros./ワーナー(1983)

ダップトーン勢を従えてプリンス経由のJB作法でつんのめる“Perm”などアウトプットは多様ながら、『24K Magic』のファンク観の核にあるのはザッピーな表題曲だろう。いわゆるウェッサイのノリを吸収した重みもブルーノ世代ならでは。

 

SHAI If I Ever Fall In Love Gasoline Alley/MCA(1992)

“Straight Up & Down”で引用されているのは本作収録の“Baby I'm Yours”。ニュー・エディションボーイズIIメンジョデシィらを頂きとして賑わった往年のメインストリームR&Bの24Kな豊潤さは確実にブルーノに継承されている。

 

MICHAEL JACKSON Bad Epic(1987)

24K以上なジャケの雰囲気やニュー・ジャック・スウィング以降のノリを思えば『Dangerous』を挙げておくといいのだが、“Versace On The Floor”はモロに本作所収の“Man In The Mirror”……と思ったら鍵盤はグレッグ・フィリンゲインズ!

 

DJ QUIK The Midnight Life Mad Science(2014)

ザップデバージ、プリンス、テディ・ライリーらの影響をスムースでGなラップ・チューンに落とし込み、トークボックスも操るコンプトンの親玉。この近作はデイム・ファンクXLミドルトン同様に音楽的に転じ、24K感を強めた一枚だ。

 

MACKLEMORE & RYAN LEWIS This Unruly Mess I've Made Macklemore(2016)

直接は関係ないが……“Uptown Funk”と“24K Magic”の間を繋ぐファンク・リサイクルとして思い浮かぶのが、このコンビの“Downtown”だ。バンド演奏時代のオールド・スクールから転用した威勢の良さは“24K Magic”の歌い口にも通じる。

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