驚きのヒョウ柄レオタード姿でディスコ・ポップ化した昨年の『Masseduction』を、ほぼピアノと歌のみでリアレンジした一枚。ジャック・アントノフから旧知のトーマス・バートレットに相棒をチェンジし、かつてのエレガントさが戻ってきた印象だ。装飾を削ぎ落としたからこそ際立つ、幻惑的で透明感のあるヴォーカルに惚れ惚れ。厚化粧もスッピンもイケる現在の彼女に、対抗できるインディー女子なんているだろうか?
セイント・ヴィンセント 『MassEducation』 昨年のアルバムをピアノと歌のみでエレガントにリアレンジ
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