テクノ・ポップ・マイスター3人衆による結成10周年を祝う3作目。膨大な電子楽器で編まれたシンフォニックなサウンドもさることながら、ロマンティックなメロディーの筆致が何よりも素晴らしい。ヨーロピアンな岡田徹のソロ“人ごみの中のおばけ同士”のセルフ・カヴァーや少女が歌うクリスマス・ソング“魔法がとけるまで”などの胸キュンなナンバーを堪能できる。“Nazo No Enban”のシンセ・ファンク路線も最高です。