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録音中の新作はこれまでよりも実験的なサウンド
――そういえば昨日のライヴでは“Tokyo Girl”という曲もカヴァーしていましたが、あの曲はどういう経緯で知ったんですか?
「ヴァル・マッカラムっていう人の曲なんだけど、彼を知ったのもトニー・バーグを通じて。彼の娘でライクっていうバンドをやっているZ・バーグが、あの曲でジャクソン・ブラウンと一緒に歌っていたの。それが、とても良い曲だったから」
――新作もすでにレコーディングしているとのことですが、どんな作品になりそうですか?
「もっと実験的になると思う。もうレコーディングしてるんだけど、シンセサイザーを使ったりして、どうやったら前と変えられるか、いろいろと試しているところ」
――参加メンバーについて、話せることがあれば教えてもらえますか?
「そうね……私のヨーロッパ・ツアー時のマネージャーが歌っているわ(笑)。オランダ人なんだけど、すごくディープな声の持ち主。他にはドラマーのマーシャル・ヴォアと、ブライト・アイズの鍵盤奏者のニック・ホワイトにハリソン・ホイットフォード。それから私に髪型が似てるベーシストのエミリー・レトサスも」
――昨夜は“Phoebe Bridgers”というタイトルの新曲も演奏していましたが、これは仮タイトルなんでしょうか?
「いいえ、正式タイトル。もともと自分の名前の曲を書くっていうアイデアが先にあった。この曲は、自分の感じるプレッシャーだったり、怒りだったり、自分自身を表現したものになっていると思う」
――アーティスト名と同じタイトルの曲って過去にもいくつかあったと思うんですが、あなたが思いつくのは?
「アイアン・メイデンの“Iron Maiden”かな(笑)」
