踊ってばかりの国 『光の中に』鋭い感性を活かして目に見えないものの尊さを歌う6作目

2019.05.01

自主レーベルからの第1弾リリースとあって、ヒッピー的な揺るぎない本質をますます深めた6作目。美しく駆けるサイケデリック・サウンドに時代の憂いとひと握りの希望を漂わせた“ghost”、下津光史のヴォーカルが超自然的な輝きを帯びたフォーク・ロックの名曲と言える“光の中に”など、鋭い感性を活かして目に見えないものの尊さを歌った曲が多い。“ナイトライダー”の間奏で入る語りも新鮮。

 

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