Page 2 / 2
1ページ目から読む
いろんな意味でプリンス的なここしばらくのあれこれを紹介
人気シンガー・ソングライターが世界とリンクして作った力作。このページ的には『One Nite Alone... Live!』からNPGに名を連ねたヘナート・ネトの制作によるブラジル録音の2曲が聴きもの。LA録音の“21番目のGrace”では元NPGのキャット・ダイソンがギターを弾いてもいる。
まさに今回リイシューを紹介している時期のみプリンスと活動を共にしていたサックス奏者のナジー。リーダー作でもシンガーとの共演でも80年代から実績があった人で、現在もスムース・ジャズ界の大御所として活躍中だ。この最新作ではマックスウェルのカヴァーもアダルトに披露。
MATTHEW SWEET, SUSANNA HOFFS 『The Best Of Under The Covers』 Edsel(2020)
バングルスでプリンスと縁のあったスザンナ・ホフスがマシュー・スウィートと組んだカヴァー企画シリーズのベストが登場。もともと〈Vol.3〉の新装盤にのみ入っていた“I Would Die 4 U”が手軽に聴ける。スザンナといえば2017年に殿下に捧げる“Take Me With U”を配信してもいた。