テイラー・スウィフトがニュー・アルバム『folklore』をリリースすると、サプライズで発表した。

『folklore』は、テイラー・スウィフトの8作目のスタジオ・アルバム。前作『Lover』(2019年)から11か月ぶりの新作で、〈私の気まぐれ、夢、恐れ、物思いを注ぎ込んだ〉という。

スウィフトは『folklore』をアメリカ合衆国東部時間で7月23日の〈今夜、真夜中〉にリリースするとしており、『folklore』は24日(金)にリリースされると思われる。

『folklore』の作曲と録音はスウィフトがひとりで行ったが、〈私の音楽のヒーローたち〉とコラボレーションをしている。ナショナルのアーロン・デスナー(Aaron Dessner)は作曲とプロデュースで16曲中11曲に、ボン・イヴェール(Bon Iver)は作曲とヴォーカルで、ウィリアム・バワリー(William Bowery)は作曲で2曲に、ジャック・アントノフ(Jack Antonoff)は〈この時点では基本的に音楽の家族〉としてそれぞれ参加。

エンジニアはローラ・シスク(Laura Sisk)とジョン・ロウ(Jon Low)が、ミックスはサーバン・ゲネア(Serban Ghenea)とロウが担当した。写真はベス・ギャラブラント(Beth Garrabrant)によるものだ。

『folklore』は、16曲入りのスタンダード・エディションとしてリリースされる。さらに、フィジカルのデラックス・エディションはボーナス・トラック“the lakes”を収録。デラックス・エディションはスウィフトのオフィシャルサイト限定で販売され、CDとヴァイナルでそれぞれ8種類があり、カヴァー、写真、アートワークなどが異なっている。

また『folklore』のリリースに併せて、収録曲“cardigan”のミュージック・ビデオが発表される。MVは、スウィフト本人が脚本と監督を担当。撮影はすべて予防衛生官が監督し、スタッフの全員がマスクを着用、ソーシャル・ディスタンシングを保って行われた。ヘアメイクやメイクアップ、スタイリングは、スウィフト自身が行ったとのこと。

『folklore』のトラックリストは、下の画像のとおり。