こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。
TOWER DOORSが注目する新人アーティストの魅力に迫るメール・インタビュー企画〈6つの質問〉。いままで質問に答えてくれたアーティストの楽曲は下記の再生リストにまとめてあります。
今回登場してもらうのはFaded old cityです。TOWER DOORSのYouTubeチャンネルでは、彼らの“404 Notfound”を紹介しています。
Faded old cityは2013年に奈良で結成されたバンドです。現在はYou(ヴォーカル/ギター/サンプラー)とYasu(ギター/シンセサイザー/サンプラー/コーラス)、Romeo(ベース /コーラス)、Leo(シンセ/サンプラー/コーラス)の4人組で活動しています。
2017年にはUK.PROJECTが行ったオーディション〈Evolution! Generation! Situation! Vol.2 supported by Eggs〉でファイナリストに残るなど、さまざまな実績を残している彼ら。以前、TOWER DOORSは“a picture”という楽曲を紹介しています。
Faded old cityの特徴は、UKインディー・ロック風のバンド・サウンドとダンサンブルでトロピカルなエレクトロニック・サウンドを掛け合わせた音楽性。PeaceやSwim Deep、あるいはFriendly FiresやBastilleなどを想起させます。
また、ミニマルなサウンドから躍動感あふれるレイヴィーでダンス・ポップ調のライブ映えするメロディーが立ち現れるドラマティックな展開は、Faded old cityの持ち味です。さらに、彼らはアートワークやミュージック・ビデオなどをすべてセルフ・プロデュースで制作しており、音楽に留まらない多才ぶりも窺えます。BBHFやyahyelなどを好きなリスナーの方にぜひおすすめしたいバンドです。
そんなFaded old cityに〈6つの質問〉を投げかけてみました。
1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。
Yasu「奈良です、生駒RHEBGATEってライブハウスでのコピバンイベントで僕がヴォーカルのYouを誘い結成しました」
2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?
You「2013年頃のインディーが盛んだった頃はメンバーとよく共有して聞いていましたが。でも今思い返してみれば、根本的にはUSのバンドに影響を受けていたのだと思います。Mutemathとか。近頃はJordan RakeiやGiveon、Elias Boussninaなど聴いています」
Yasu「家族の影響でクラシックやジャズ、歌謡曲等の音楽は家や車で流れてたんですけど、ロックとかバンドとは無縁で、小学生の頃YouTubeでOasisの“Live Foever”に出会い、今まで感じた事のない衝撃を受けたことは昨日のように覚えています」
3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?
“404 Notfound”
Yasu「この曲は昨年に違うヴァージョンでデジタルリリースしていて、その時は〈怒り〉に近い感情を抱いて制作してたんですけど、今回EPに入れるにあたっては感情の変化もあり、違ったアレンジでのリリースとなりました。怒りだけでは何も先に進まないことを過去の自分に諭すような感じです」
You「(映画)『ブレードランナー』の世界で生きている気持ちで書きました。デジタルとアナログの境目の曖昧さ、その中での感情の揺れ動きについて表現しています」
4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?
Yasu「揺らぎとYAJICOGIRLです、2組とも普段からよく遊ぶんですけど音楽性も考え方もリスペクトしてるし刺激をもらってます。揺らぎのユウセイ君には今作の3曲目“Patchwork”と、 4曲目の“Waterfall”でドラムとして参加してもらってます」
5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?
Yasu「新譜聴くのがしんどい時期で昔好きだった曲を聞き返してます」
You「Choker」
6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。
Yasu「コロナで決まっていたライブも無くなってしまったりしたんですけど、気持ちとか色々整理出来てその期間に作った曲がすごくいいし、まとまった作品が作りたいなと思ってます。未曾有の事態のなかで不安もあるけど周りの人と支え合ってサヴァイヴしていきたいです」
本日6月5日にリリースされる彼らのニューEP『First-EP』は、メンバーが好んで聴いているというイギリスのアーティストからの影響を随所に散りばめ、ある種の2020年代のロック・バンドらしさを取り入れた、都会っぽさやポップさのある作品に仕上がっているとのこと。
また今回の〈6つの質問〉を受けて、作詞を担当しているYouと作曲を担当しているYasuがプレイリストを選曲してくれました。Marvin GayeやGeorge HarrisonからOneohtrix Point Neverまで、上で挙げてくれたもの以外の楽曲やFaded old cityの楽曲も入っています。とてもユニークで新鮮に感じる選曲なので、ぜひ聴いてみてください!
RELEASE INFORMATION

Faded old city 『First-EP』 FRIENDSHIP.(2020)