連載

For Tracy Hyde・夏botが選ぶ〈コロナ時代の1曲〉

【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】

私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。

そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部

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夏bot(For Tracy Hyde/エイプリルブルー/Letters To Annika)

ドリーム・ポップ・バンドのFor Tracy Hydeや〈ニューJ-Popバンド〉を標榜するエイプリルブルーで、作曲とギターを担当。またソロでは、サーフ・ロック・ユニットのLetters To Annikaとしても活動。シューゲイズ・アイドルのRAYなどへの楽曲提供も行い、日本のシューゲイズ・シーンを担うヒット・メイカーを目指して奮闘中。2021年2月には、For Tracy Hydeが4作目のアルバム『Ethernity』をリリース。

 

コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?

Julee Cruise “Falling”(89年作『Floating Into The Night』収録)

実のところコロナ禍以前と以降でリスナーとしての音楽との向き合い方や鑑賞習慣が大幅に変わったわけではなく、〈コロナ禍以降〉という観点で1曲だけ抜き出すのが難しいのですが、耳にした回数が圧倒的に多いのはリモートワークで自由な時間が増えてドラマ「ツイン・ピークス」を一気観した際に何度となく流れたこの曲(厳密に言えばインストゥルメンタル版)。

我々がよく知る友人だったはずのアメリカの崩壊にコロナウイルスが拍車をかけましたが、その状況と「ツイン・ピークス」のダークな世界観は不思議とマッチするものが感じられて、For Tracy Hydeが2月にリリースしたアルバムを制作する上で大きなヒントになりました。そういう意味ではコロナ禍以降もっとも影響を受けた曲かもしれません。

 


LIVE INFORMATION
For Tracy Hyde "Ethernity" Release Tour『Long Promised Road』

【大阪】
日程:2021年5月1日(土)
会場:大阪・梅田シャングリラ
出演:For Tracy Hyde
時間:開場 17:00/開演18:00 
料金:前売り 3000円/当日 3500円(ドリンク代別)
チケット:e+
配信:大阪会場でのライブ配信、アーカイブは予定されておりません
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【東京】
日程:2021年5月3日(月・祝)
会場:東京・渋谷クラブ・クアトロ
出演: For Tracy Hyde
時間: 開場 17:00/開演18:00 
料金: 前売り 3500円/当日 4000円(ドリンク代別)
チケット:e+
配信: e+ StreamingPlus
★詳細はこちら

 

RELEASE INFORMATION

リリース日:2021年2月17日
品番:PCD-94012
価格:2,640円(税込)

TRACKLIST
1. Dream Baby Dream (Theme for Ethernity)
2. Just Like Fireflies
3. Interdependence Day (Part I)
4. Interdependence Day (Part II)
5. Welcome to Cookieville
6. Radio Days
7. Desert Bloom
8. Chewing Gum USA
9. City Limits
10. ヘヴンリイ
11. The Nearest Faraway Place
12. Orca
13. Sister Carrie
14 スロウボートのゆくえ

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