連載

【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第58回 うちで楽しむ――kevin mitsunagaがKIRINJI、WONK、網守将平を紹介

fhánaのメンバーがその時々の気分でオススメ作品を紹介する連載!

 すっかり外出することが減ってしまった今日この頃。家でどうやって楽しく過ごすかが最近の僕の一番の関心事です。ちょっとした家具を揃えてみたり、観葉植物を置いてみたり、いろいろ試してみていますが、やっぱり音楽を聴いている時間が一番楽しいなって改めて思いました。今日は僕が最近気に入ってよく家で流している曲を紹介したいと思います。

KIRINJI 『爆ぜる心臓』 ユニバーサル(2021)

 まずは1曲目、KIRINJI“再会”。去年バンド活動を終了し、現在は堀込高樹氏のソロ・プロジェクトとなっているKIRINJI。説明不要なほど名曲を数多くリリースしていますが、最近リリースされたこの曲は昨今の世相が強烈に反映されています。いま僕らは、人と触れ合うことやコミュニケーションを取ることが難しい状況に立たされています。そんななかで放たれる〈透明のパーティションで 愛までも遠ざけないで〉という歌詞がとてもグッときますね。

 続いて2曲目は、WONK“Rollin'”。日本の4人組バンドによるソウルフルなダンス・チューン。ソウルだけでなく、ファンクやロックなどいろいろなジャンルからの影響を感じさせるトラックが非常にカッコいいですね。シンセベースのブリッブリな音色が気持ちいい。酒飲みながらデカい音で聴きたい曲です。

 3曲目は、網守将平“偶然の惑星”。こちらも、電子音と生楽器の音色が共存した浮遊感が気持ちいい楽曲です。特にストリングスの使い方が好きですね。ヨーロッパのような空気感が感じられますが、ちょっとエスニックな雰囲気も纏っているところがおもしろいです。いろいろな音が入っていてまさに音のオモチャ箱のようです。

 さて、いかがだったでしょうか。まだまだ外に出て遊べるようになるには時間がかかりそうですが、家で過ごす時間を音楽で楽しく充実させていきましょう! それじゃ、またね!

 


kevin mitsunaga
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyu­x­uki waga、kevin mits­unaga(Leg­gy­salad)という3人のサウンド・プロデューサーとのユニット、fhánaのいろいろな音を担当。この5月に結成10周年を迎えたばかりの彼ら、フィジカルとしては約1年半ぶりとなるニュー・シングル“愛のシュプリーム!”(ランティス)が7月14日にいよいよリリース予定(P20のインタヴューもチェック)! こちらは“青空のラプソディ”に続き、「小林さんちのメイドラゴンS」のオープニング・テーマとなっています。リリースに向けて情報が続々と公開されていきますので、お楽しみに! その他のスケジュールについては〈http://fhana.jp/〉でご確認ください。

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