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猛スピードで大きくなってきたドージャ惑星の軌道を追体験してみよう!

DOJA CAT 『Hot Pink: Japan Version』 Kemosabe/RCA/ソニー(2020)

翌年にボートラ大盛りで日本盤化もされたセカンド・アルバムにして特大ブレイク作。タイソン・トラックス(ドクター・ルーク)や盟友イエティ・ビーツの親しみやすくダンサブルな手捌きが主役の華を引き出した楽しい一枚だ。

 

TOVE LO 『Sunshine Kitty』 Polydor(2019)

ここに収録の“Equally Lost”はブレイク前に経験した数少ないメインストリーム仕事で、ダンスホール調のビートでブーティーに切り込むドージャがかっこいい。なお、後に“Say So”をリミックスするジャックス・ジョーンズも別曲に参加。

 

VARIOUS ARTISTS 『Birds Of Prey: The Album』 Atlantic/ワーナー(2020)

映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」のサントラ。本編に合わせてスウィーティーやミーガン・ジー・スタリオンら新進女性アクトが居並ぶなか、ドージャはアシュニコと共作したエレポップ“Boss Bitch”で堂々のオープニングを飾る。

 

ARIANA GRANDE 『Positions』 Republic/ユニバーサル(2020)

『Planet Her』においては“I Don’t Do Drugs”に駆けつけているアリアナだが、その好相性はこちらに収録の“Motive”から始まった。デラックス版に追加収録の“34+35 Remix”にもドージャ(とメーガン)が起用されている。

 

CITY GIRLS 『City On Lock』 Republic(2020)

マイアミのラップ・デュオによる2作目で、往年のベース~クランクを思わせるサウスサイド製のブーミンな“Pussy Talk”にドージャが参加。内容はともかく、00年代っぽい楽しさがあるタイプの曲も当然よく似合っている。

 

THE WEEKND 『After Hours: Deluxe Edition』 XO/Republic/ユニバーサル(2020)

『Planet Her』で“You Right”に参加したウィークエンドは、それに先駆けて“In Your Eyes”のリミックスにドージャを起用。80sロマン歌謡と妖艶な歌のナイスな絡みはこちらのデラックス版で聴ける。

 

OZUNA 『Enoc』 Aura Music/Sony Latin(2020)

現行レゲトン~ラテンの雄による大作で、ドージャにとっては初のスペイン語曲への客演となった甘くリズミックな“Del Mar”を収録。濃厚なフックをシーアが歌っていることもあって、ラガっぽいアクの強い歌い回しで独自の個性を見せてくれる。

 

ANNE-MARIE 『Therapy』 Major Tom’s/Asylum/ワーナー(2021)

現行UKポップ界を代表するひとりのセカンド・アルバム。本編は自国のゲスト中心ながら、日本盤にのみドージャをフィーチャーした前年の壮大なシングル曲“To Be Young”がボーナス収録されている。

 

BEBE REXHA 『Better Mistakes』 Warner(2021)

自信たっぷりなシングルのアートワークも印象的だったドージャとのコラボ“Baby, I’m Jealous”を収録。この後のスウィーティーとの“Best Friend”(2021年)も含め、硬軟自在な女性タッグ曲はどれも手堅い出来映えだ。