プリシラ・アーンといえば、様々な映像作品との関わりだ。たとえば、名曲“Dream”は映画「ブライダル・ウォーズ」（2009年）や「ジェシカ・アルバのしあわせの方程式」（2011年）などで、ウクレレの弾き語り曲“Find My Way Back Home”は映画「私の中のあなた」（2010年）で使用されている。また、映画「パシフィック・リム」や「ラ・ラ・ランド」のサウンドトラックに参加しているほか、人気ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」や「ER緊急救命室」など、多くの作品でプリシラ・アーンの曲は使用されている。
なかでも特に有名なのは、米林宏昌監督のスタジオジブリ作品「思い出のマーニー」（2014年）の主題歌“Fine On The Outside”だろう。同作との連動で、アルバム『あなたのことが大すき。』も日本でリリースしている。
2021年には、山下達郎の名曲“Ride On Time”の日本語カバーと待望のオリジナル曲“Waiting”をカップリングしたシングルを配信および7インチで発表した。
2022年からは、ルーク（Louk）とのローファイヒップホップ“Sojourn”、フォーム・アンド・サンド（Foam And Sand）とのアンビエント“Circle 28”“Circle 32”“Circle 37”と、新機軸のシングルを立て続けに発表している。
そんななかプリシラ・アーンは、ニューアルバム『A Better Place』を5月24日（水）についにリリースする。
同作からは、森山直太朗による作詞作曲のシングル“さよならアモル”が先行配信されており、新作への期待が高まる（ちなみに森山の参加は、「マツコの知らない世界」がきっかけだったという）。
また、本日4月28日には、日本を代表するポストクラシカルアーティスト・Daigo Hanadaとのコラボ曲“Dreamers”が発表されるなど、彼女の話題は尽きない。
近年はそのように、アーティストとして新たなフェーズに突入しているプリシラ・アーン。彼女が、新作を携えて7年ぶりにカムバックを果たす。
プリシラ・アーンといえば、その清廉で美しい歌声だ。アンビエントなどに接近している現在のプリシラ・アーンの歌は今、以前よりも深く神秘的な響きに満ちており、生で聴いたらとてつもない没入感に引き込まれるはず。予習には、2017年のライブアルバム『Priscilla Ahn Billboard Live TOKYO』をぜひおすすめしたい。
今回の来日公演は終始、美しい声と旋律に全身を包み込まれる癒しのステージになるだろう。ビルボードで、そんな一時を心ゆくまで堪能してほしい。
LIVE INFORMATION
Priscilla Ahn
プリシラ・アーン
2023年5月29日（月）ビルボードライブ大阪
1stステージ
開場／開演：16:30／17:30
2ndステージ
開場／開演：19:30／20:30
サービスエリア／カジュアルエリア : 8,900円／8,400円
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14100&shop=2
2023年5月31日（水）ビルボードライブ東京
1stステージ
開場／開演：16:30／17:30
2ndステージ
開場／開演：19:30／20:30
サービスエリア／カジュアルエリア : 8,900円／8,400円
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14099&shop=1
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ビルボードライブ大阪：http://www.billboard-live.com/membersarea/20200625_notice_osaka.html
ビルボードライブ東京：http://www.billboard-live.com/membersarea/20200625_notice.html
