初作『Bright Green Field』が成功したブライトン出身の新進バンドはまだまだフレッシュに進化を見せる。この2年ぶりの新作ではダン・キャリーが前作に続いてプロデュースを手掛け、ミックスはトータスのジョン・マッケンタイアが担当。クワイアやパーカッションを増強した意匠は自由に伸縮し、ヒプノティックな反復の果てに巨大なカタルシスが生まれてくる。