フリクションのアルバムが2024年5月からレコードで順次リイシューされる。

日本のロック/パンク史を語る上で欠かせない不世出のバンド、フリクション(FRICTION)。80年にリリースされたジャパニーズパンク史に燦然と輝く傑作『軋轢』をはじめとする諸作を、アナログ盤でリイシューするプロジェクトが始動する。

まずは『軋轢』と、京都・磔磔における初期の演奏を収録した『79ライヴ(’79 Live)』(80年)、レック、ヒゲ、ツネマツ時代の悼尾を飾る、神奈川大学でのパフォーマンスを収めた『ライヴ PASS TOUR ’80(Live – Pass Tour ’80)』(96、2007年)、2作目『スキン・ディープ(Skin Deep)』(82年)のリリース後にローマのジャパン・ジャパン・フェスティバルでおこなった伝説のライブを捉えた『ライヴ・イン・ローマ(Live at “Ex Mattatoio” in Roma)』(85年)のライブ盤3作のリイシューが予定されている。

なお、『79ライヴ』『ライヴ・イン・ローマ』のアナログのリイシューは初、『ライヴ PASS TOUR ’80』は初アナログ化となる。

フリクションの作品のヴァイナルでのリイシュープロジェクトということで、今回発表された4作はその第1弾なのだろう。今後のリリースも楽しみだ。

 


RELEASE INFORMATION

フリクション 『軋轢』 PASS/Pヴァイン(2024)

リリース日:2024年5月15日(水)
品番:SSAP-019 
価格:4,400円(税込)

日本のロック/パンク史を語る上で絶対に欠かすことのできない歴史的名盤。PASS RECORDSの第1作、そしてフリクションの記念すべきファーストアルバム『軋轢』、久々のLP再発。

 

フリクション 『79ライヴ』 PASS/Pヴァイン(2024)

リリース日:2024年6月19日(水)
品番:SSAP-020
価格:3,300円(税込)

『軋轢』の4か月前、あの3人は疾走していた
ジャパニーズパンク史に燦然と輝く傑作ファーストアルバム『軋轢』をリリースする4か月前の79年12月、京都・磔磔におけるフリクションのライブパフォーマンスを捉えた『79ライヴ』。フリクションのベストパフォーマンスとして語られてきたこのライブは、80年に私家盤10インチレコードという形で発表され、ごくわずかのマニアのみが体験し得たもの。レック自ら「奇跡の演奏」というこの伝説のライブ、待望の10インチでの初再発。

 

フリクション 『ライヴ PASS TOUR ’80』 PASS/Pヴァイン(2024)

リリース日:2024年6月19日(水)
品番:SSAP-021
価格:4,400円(税込)

レック、ヒゲ、ツネマツ時代の悼尾を飾るパフォーマンス
日本のロック史にする屹立する比類なき孤高のアンサンブル

レック(ベース/ボーカル)、チコ・ヒゲ(ドラムス)、ツネマツ・マサトシ(ギター)の3人によるフリクション、80年の神奈川大学におけるライブパフォーマンスの完全編集・決定盤。『ゾーン・トリッパー』発表の翌96年にリリースされ、『_ed ’79 Live』が入手困難だった(2005年に『79ライヴ』としてCD化)当時、初期フリクションのライブパフォーマンスを知ることができる作品として新旧のァンから大歓迎されたものだが、その『79ライヴ』からわずか半年後の演奏にもかかわらず、このトリオがおそろしいほどの進化・深化を遂げていたことがはっきりと見て取れる。尋常ならざる突出ぶり、ソリッドさ、タイトさは凄まじいというほかない。あまりにも危険な、非情なまでにスリリングなライブアルバム、待望の初LP化。

 

フリクション 『ライヴ・イン・ローマ』 PASS/Pヴァイン(2024)

リリース日:2024年5月15日(水)
品番:PLP-7414
価格:4,400円(税込)

東京ロッカーズから遠く離れて……
1984年、イタリアはローマでのライブ

リリース当時、各方面に物議を醸した歴史的問題作、第2作『スキン・ディープ』(82年)の代補となる作品と言っていいかもしれない。『スキン・ディープ』と同じラインナップ――レック(ベース/ボーカル)、チコ・ヒゲ(ドラムス)、茂木恵美子(ギター)、シュルツ・ハルナ(トランペット)――で、パンクでもニューウェーブでもない未曾有の瑞々しさで聴衆を圧倒した、84年の夏にローマで開催されたジャパン・ジャパン・フェスティバルにおけるフリクション伝説のライブ。翌85年にプライベート盤としてリリースされたその伝説のドキュメントを初めてLPで再発。