2013年から2014年にかけては日本スペイン交流400周年です。それを記念して行われた今年2月のコンサートから、グラナドス&ファリャの、「踊り」がテーマになっている楽曲を中心に収録。まず、ライヴの臨場感が伝わる録音になっているのが素晴らしい。この熱量がスペイン音楽にマッチしていてワクワクしてきます! 強弱やペダリングなど、楽譜を十二分に読み込んだ様子が伺え、香り立つような音色が何とも言い難い雰囲気を作り出しています。また、意外と録音に恵まれていない、『ファリャ:アンダルシア幻想曲』『グラナドス:演奏会用アレグロ』が入っている点もポイントが高いです。