東海岸の3MC=ディゲブル・プラネッツがまさかの来日!
そんなコモンがコンシャスなラッパーとして活躍する土壌を耕していたとも言えるのが、東京で8月15日(金)、大阪で8月19日(火)に公演を行うディゲブル・プラネッツだ。バタフライことイシュマエル・バトラー、ドゥードゥルバグことクレイグ・アーヴィング、レディバッグ・メッカことメアリー・アン・ヴィエイラの3MCからなるヒップホップトリオで、NY、フィラデルフィア、DMVエリアを跨いで東海岸で活動していたこの3人組は、90年代に発表した2枚のアルバム(1993年作『Reachin’ (A New Refutation Of Time And Space)』と1994年作『Blowout Comb』)でステイタスを獲得した。
出世曲にして最大のヒットとなった“Rebirth Of Slick (Cool Like Dat)”でアート・ブレイキーの曲を使うなどジャズのサンプルを多用していたことから〈ジャズヒップホップ〉とも言われていた彼らの音楽は、ア・トライブ・コールド・クエスト(ATCQ)などのネイティヴ・タン一派にも通じていた。リリックは機知に富み、アフロセントリックだが、ATCQやデ・ラ・ソウル同様の親しみやすさがあったのだ。
2000年代以降はメンバーそれぞれが個別に活動する一方で、何度かリユニオンを謳ったツアーなどを展開したが、グループとしての本格的な再始動は2015年以降。ツアーで世界を周り、2017年には前年のステージを収めたライブアルバム『Digable Planets Live』を発表した。ライブは過去2作からの曲を中心とした会心のパフォーマンス。そこで演奏していたのは、シャバズ・パレセズの中心人物として故郷シアトルで活動していたバタフライの知己からなるバンドだった。
今回の来日公演にも、そのバンドメンバーを中心とした演奏陣を連れてやってくる。バンマスを務めるギターのサディアス・ターナーは、シアトルのミクスチャーバンド、マクチューブのメンバーでもある腕利き。キーボードのダリウス・ウィルリッチはダリウス名義でネオソウル路線のソロアルバムを出していた(2008年作『Can’t Get Enough』は国内盤も出た)R&Bシンガーでもある。そして、サックスのカルロス・オーバーオールはカッサ・オーバーオールの兄弟だ。3MCとバンドのスリリングな合体を楽しみたい。
ジャム&ルイスが昨年とは違うメンバーで早くも帰還!
そして、8月18日(月)と8月19日(火)に東京、8月21日(木)に大阪で公演を行うのがジャム&ルイス。昨年、プロデューサーデュオとしてのほぼ初めてとなる公演で同じ会場を沸かせた彼らが2年連続で来日する。
昨年のライブで幕開けを飾ったS.O.S.バンドの“Just Be Good To Me”を含むアルバムを親分プリンスに内緒で手掛け、飛行機の欠航でツアーに穴をあけてプリンスのバンド(ザ・タイム)から解雇されたことで結果的にR&B/ポップス史に名を刻むプロデューサーとなったふたり。その功績を書き出すとキリがないが、ジャネット・ジャクソンの『Control』(1986年)を手掛けて世界的な名声を得た彼らといえば、昨年のライブでセットリストの半分近くを占めたジャネットとの蜜月だ。
そのジャネットに加えて、同じくライブのセットリストに組み込まれたシェレール、シェリル・リン、ニュー・エディション、フォースM.D.’ズ、サウンズ・オブ・ブラックネス、ボーイズIIメン、アッシャーあたりの曲を、本人たちとしては代表作としているのだろう。2021年にはプロデューサーデュオとしての初リーダー作を出し、ライブでは同作からベイビーフェイスを迎えた“He Don’t Know Nothin’ Bout It”も披露してくれた。
ジミー・ジャム(ショルダーキーボード)とテリー・ルイス(ベース)とともに彼らの美しい旋律と重厚なグルーヴを再現するのは、昨年に続きジョン・ジャクソン(キーボード/ミュージックディレクター)、ジョン・スノー(ギター)、デイヴィッド・スミス(ドラム)といった面々。シンガーは「アメリカン・アイドル」出身のルーベン・スタッダードが再登板し、もうひとりは昨年のシェレーエに代わって1991年の大ヒット“I Love Your Smile“で知られるシャニースが大役を務める。シャニースのチャーミングで情熱的なボーカルはジャム&ルイスの曲を一層華やかに輝かせてくれるはず。続投となるルーベンは持ち前のバリトンボイスで、今回もアレクサンダー・オニールやジョニー・ギルなどの曲を熱唱してくれるだろう。
女性シンガーが変わったことで昨年とは違ったセットリストになる可能性もあるが、何が飛び出しても名曲だらけ。安心感と未知の興奮が一緒になったスーパープロデューサーのライブに今年も足を運びたい。
LIVE INFORMATION
Common
コモン
2025年8月13日(水)ビルボードライブ東京 ※SOLD OUT
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/tokyo/show?event_id=ev-20743
2025年8月18日(月)ビルボードライブ大阪 ※SOLD OUT
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/osaka/show?event_id=ev-20744
■メンバー
コモン(ボーカル)
アンドレ・スミス(DJ)
ジョニー“スマーフ”スミス(キーボード)
DIGABLE PLANETS
ディゲブル・プラネッツ
2025年8月15日(金)ビルボードライブ東京
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/tokyo/show?event_id=ev-20739
2025年8月19日(火)ビルボードライブ大阪
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/osaka/show?event_id=ev-20740
■チケット料金 ※飲食代金別
【東京公演】
DXシート Duo:23,200円(ペア販売)
Duoシート:22,100円(ペア販売)
DXシート カウンター:11,600円
S指定席:10,500円
R指定席:9,400円
カジュアル:8,900円(1ドリンク付)
【大阪公演】
BOXシート:22,100円(ペア販売)
S指定席:10,500円
R指定席:9,400円
カジュアル:8,900円(1ドリンク付)
※本公演はClub BBL会員、および一般販売をWEB受付のみ実施いたします
※法人会員は電話にてご予約承ります
■メンバー
イシュマエル・バトラー/バタフライ(ボーカル)
クレイグ・アーヴィング/ドゥードゥルバグ(ボーカル)
レディバッグ・メッカ/メアリー・アン・ヴィエイラ(ボーカル)
サディアス・ターナー(ギター)
ジェラルド“タグボート”ターナー(ベース)
ダリウス・ウィルリッチ(キーボード)
カルロス・オーバーオール(サックス)
エッサン“エース”カリミ(ドラムス)
ジミー・ジャム&テリー・ルイス
Jimmy Jam & Terry Lewis
2024年8月18日(月)、19日(火)ビルボードライブ東京
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/tokyo/show?event_id=ev-20741
2024年8月21日(木)ビルボードライブ大阪
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/osaka/show?event_id=ev-20742
■チケット料金 ※飲食代金別
【東京公演】
DXシート Duo:45,000円(ペア販売)
Duoシート:43,300円(ペア販売)
DXシート カウンター:22,500円
S指定席:21,100円
R指定席:20,000円
カジュアル:19,800円(1ドリンク付)
【大阪公演】
BOXシート:43,300円(ペア販売)
S指定席:21,100円
R指定席:20,000円
カジュアル:19,800円(1ドリンク付)
※本公演はClub BBL会員、および一般販売をWEB受付のみ実施いたします
※法人会員は電話にてご予約承ります
■メンバー
ジミー・ジャム(ショルダーキーボード)
テリー・ルイス(ベース)
ルーベン・スタッダード(ボーカル)
シャニース(ボーカル)
ジョン・ジャクソン(キーボード/ミュージックディレクター)
ジョン・スノー(ギター)
デイヴィッド・スミス(ドラムス)