地下の賑やかな水脈から生まれ、次第にブルーを純化させてきたSEVENTEEN AGAiNの歩み!
ヤブユウタがOSAWA17(元UNITED SKATES)と結成し、そこにNUMBER TWOのうしらが加入。コンピ参加などを経て、発表した初作。〈西荻WATTS系〉に連なる猥雑なエナジーと無軌道な疾走感が漲っており、地下パンクの魅力を真空パッケージした一枚だ。
同時代のインディー・パンクやチルウェイヴ以降の音作りを取り入れ、多くの楽曲を日本語詞にするなど変化を印象付けた2作目。“スイート マス メディア”や“シュプレヒコール”など、個人と社会との関わりをキャッチーなコーラスに刻印していく楽曲がアンセムになった。
ドラマーがスズキカズに交代。元GOING STEADYの安孫子真哉が立ち上げたレーベル、KiliKiliVillaに合流しての3作目。フォーキーな名曲“恋人はアナーキスト”を筆頭に、生活の空気とライヴハウスの熱狂を両面に描くヤブのソングライティングが冴え渡る名盤だ。
この4作目の前にうしとOSAWA17が脱退し、ろっきーが加入。ネオアコ名曲をオマージュした“パーティーは終わったんだ”、甘やかに疾走するキャプチャード・トラックス系の“DANCING IN THE TRASH”など、3ピースならではの軽やかさを湛えたサウンドが眩い。
前年に発表した7インチ“戦争はおわりにしよう”を含む5作目。雄大なコーラスを響かす“ピリオド”、弾けたポップ・チューン“Don't Know Why”、新作の“新繁華街”にも繋がるリニアなビートの“意味はないなんて強がらないで”など、さらに創造性を広げている。
The 1975愛を素直に出した“このままじゃいけない気がして”、アンビエントな音像の“東京2021”など前作以上に多様な音楽性へと挑んだ6作目。澄んだ内省へと誘う音とコロナ禍の心情を映した言葉が溶け合い、美しい蒼さを創出した。本作後にスズキカズが脱退。





