Page 3 / 3
1ページ目から読む
RELATED DISCS
今月のプリンスをめぐる関連作品たち
本文でも触れている映画「Michael/マイケル」のサントラ。直接プリンスとは関係ないものの、時代の流れを追って聴かせる構成は近いだけに『Timeless』と並べて楽しむのも可能だろう。何より、こちらの楽曲もタイムレスである。
今回『Timeless』でプリンス版が開陳された“With This Tear”だが、提供されたセリーヌ側のヴァージョンはこちらに収録。ウォルター・アファナシエフがアレンジした音は殿下版とは異なるものの、荘厳さや神々しさを纏った歌声は流石の説得力だ。
本人のアルバムがずっと廃盤なのでこのコンピを紹介。プリンスが“U”を提供したポーラ・アブドゥルの91年作『Spellbound』は、サンドラ・セイント・ヴィクターを含むファミリー・スタンドの全面制作。殿下とサンドラの縁はここからだった。
当時ワーナーとの契約を満了するために、プリンスが置き土産というよりは手切金のようなノリで世に出した未発表曲集。85〜96年の音源が無造作に並んでいてアルバムとしての妙味はない。その点で『Timeless』はちゃんとしてると思う。



