年始に配信されて話題を呼んだ新作がパッケージ化。前作のリミックス盤『Bastards』でも人選が冴え渡っていたビョークだが、今回はアルカ&ハクサン・クロークというUKの気鋭音楽家を共同プロデューサーに迎え、ストリングス・アレンジもみずから担当。〈ハートブレイク作品〉と語っている通り、そのかつてなく剥き出しな歌と表現に、マシュー・バーニーとの別離が大きな影を落としていることは間違いない。