複雑な変拍子や流儀なメロディを並列に捉え卓越した構成力と表現方法は勿論、スペイン音楽やフラメンコ独特のタイム感と哀愁に満ちた流儀な旋律で自身の世界を紡ぎ出すジャズ・ピアニスト。前作『バリオ・デル・カルメン』で話題を独占した彼の最新作は敬愛するモダン・ジャズ最重要人物セロニアス・モンク作品集! ラテンな(2)(7)、フラメンコな(5)、コンデの実力を堪能できる(6)(8)など、ジャンルを超え敬愛され続けるモンクの作品が斬新な解釈で新しく生まれ落ちる快演。バック陣にはラテン・ジャズ伝道師ジョン・サントス(per)、ベイエリアの名手ジェフ・チェンバース(b)らを従えた圧倒のフラメンコ・ジャズを堪能せよ。