インタビュー

スギテツで活躍するヴァイオリニスト、岡田鉄平がメジャー初ソロ作を語る 「自己紹介の意味合いも込めたアルバム」

スギテツで活躍するヴァイオリニスト、岡田鉄平がメジャー初ソロ作を語る 「自己紹介の意味合いも込めたアルバム」

超絶技巧の華やかなヴァイオリン メジャー初のソロ・アルバム

 スギテツで活躍するヴァイオリニストの岡田鉄平がメジャー・レーベルからは初めてになるソロ・アルバム『BRILLIANT~ヴァイオリン作品集~』を発表した。全編名曲で編成されているが、愛車に乗っているジャケットにクラシックらしくないインパクトがある。

 「僕がどういう人間で、どんな音楽が好きで、どんな演奏を得意としているのか、自己紹介の意味合いも込めたアルバムなので、それをビジュアル化したのがこのジャケットです。鉄道は模型専門、乗るのは車が好きで、洋服も車も好みの白でまとめて、助手席にはヴァイオリンを置いている。車は音楽の疾走感、テンポ感を表している象徴的な存在でもあります」

岡田鉄平 BRILLIANT~ヴァイオリン作品集~ キング(2015)

※試聴はこちら

 4歳でヴァイオリンを始めて、高校から桐朋で学び、超絶技巧で派手なパフォーマンスを得意とするパガニーニハイフェッツに憧れてきた。そんな彼の名前を知らしめたのがスギテツでの10年に及ぶ活動である。

 「スギテツで忙しくしながらも、自主公演を含めて、ソロでの活動はずっと続けてきました。スギテツのコンセプトは、実験室という名の冗談音楽だけれど、それが出来るのもクラシックに根があるからこそ。核となる音楽が明確になかったら、ボケても成立しませんよね。スギテツとソロ活動がお互いに影響し合い、いい具合の相乗効果が生まれていると思います」

 収録曲は、《ラ・カンパネラ》から始まり、後半に大好きなサラサーテの名曲が3曲続き、最後の《ツィゴイネルワイゼン》でヴァイオリンのNAOTO、ヴィオラの生野正樹、チェロの村中俊之といった気心知れた仲間と共演している。ドラマティックな曲の豪華さもあるが、超絶技巧の演奏に一体となって突き進んでいく若々しいエネルギー、良質の緊張感が伝わってきて、気持ちが豊かになると同時に清々しい余韻を楽しめる。

 「他にはない《ツィゴイネルワイゼン》を演りたいと思い、スギテツの杉浦さんに編曲を依頼しました。NAOTOさんとかに最初『これ、難しいよ』なんて言われましたが、みんなちゃんと出来るわけで、親しい音楽仲間と難しい曲に取り組むことに意味があるし、超絶技巧のカッコいい《ツィゴイネルワイゼン》になっていると思います。そして、これは後付けではあるけれど、スギテツのネタにしている曲でもあるので、《ラ・カンパネラ》もそうですが、ここで原曲を聴いていただけるというボーナスが付いたかなと…」

 8月20日の紀尾井町サロンホールから始まるコンサートは、もちろん新曲中心の構成で、東京公演は、レコーディングにも参加したピアノの森下唯と共演。2人のトークも楽しめるコンサートになるという。

【参考動画】2014年のコンピ『スギテツ presents 走れ!夢の超特急楽団
~Super Express 50th Anniversary Album〜』収録曲“はしれ!ちょうとっきゅう!”

 

LIVE INFORMATION
岡田鉄平ソロアルバム「BRILLIANT」発売記念ツアー
○9/27(金)15:00/18:30開演(2回公演) 会場:アーク栄サロンホール(名古屋)
○11/26(木)19:00開演 会場:紀尾井町サロンホール(東京)
○12/3(木)19:00開演 会場:こはりドリームホール(静岡)
○12/11(金)19:30開演 会場:アール・エイチ・ワイ コンサートホール(大阪)
www.sugitetsu.com/topics/teppei_solotour_2015.html

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