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伊東篤宏ら出演、新たな音のパフォーマンス紹介するイヴェント〈サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2016〉2月開催

伊東篤宏ら出演、新たな音のパフォーマンス紹介するイヴェント〈サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2016〉2月開催

日本の中心、名古屋から発信! 「サウンドパフォーマンスとは何だ?」

 僕も出演したことのある、AACサウンドパフォーマンス道場(安野は2007年第2回と2011年特別公演に参加した)が、装いも新たにサウンドパフォーマンス・プラットフォームという名で2月に愛知芸術文化センター・愛知県芸術劇場で公演を行う。“道場”は、若手アーティストが作品をブラッシュアップさせていくことに主眼が置かれた催しだったが、昨年、“プラットフォーム”に変わって観客が一度に多数の作品に出会える公演になったそうだ。

 サウンドパフォーマンスとは何か? プラットフォームの企画者は音(サウンド)が重要な要素の一つとなるさまざまな形のパフォーマンスをサウンドパフォーマンスと位置づけている。この説明では何もわからない。作品の形式がどうだったらサウンドパフォーマンスなのか? アーティストや観客がどのような振る舞いを見せたらサウンドパフォーマンスと言えるのか? 作品と社会がどのような関係性を持っていたらサウンドパフォーマンスなのか? どんなシーン、マーケットで発表されるのがサウンドパフォーマンスなのか? どうやら企画者にはサウンドパフォーマンスが何なのか実のところ良く分かっていないようだ。それはこの企画をざっくり紹介しようとこの文章を書いてる立場としての僕にも分かっていない。

 再び、「サウンドパフォーマンスとは何だ?」それはこの企画に参加する各々のアーティストによって、各々の作品の中で実際に示されるだろう。示されなければならない。ただカッコいいだけのパフォーマンス、ただいい感じなだけの耳のマッサージに成り下がったサウンド、そんなものは何一つこの公演で体験することはできないだろう。あらゆる価値観が何次元にも並列された現代の中で、道を見つけ、提示するのはアーティストの仕事だ。この企画に参加するアーティストはそんな芸術家であるはずだ。

 そんな彼らによって世に問われた表現をこの企画に巻き込まれた参加者(観客達)たちが受け止め、思考を巡らせる。そしてその経験をそれぞれ日々の生活に持ち帰る。サウンドパフォーマンス・プラットフォームに参加する前と後では少し生活が変わる。世界が変わって見える、聴こえる。それが芸術の力であり、芸術と社会との関係だから。サウンドパフォーマンス・プラットフォームは確実に世界を変える。東京でも京都でもない、日本の中心、名古屋から世界が変わるのだ。

伊東篤宏のパフォーマンス映像

 


LIVE INFORMATION
サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2016

○2016年2月27日(土)14:00開演
出演:伊東篤宏空間現代Kaseo「ファミトロン」/成田拓弘伊藤彰教「Tokyo Sound Communication / 東京音響対話」/PERCEPT.「Resonance」/Mad Tapes Erase Group「時間軸の伸縮と音の分裂」

○2016年2月28日(日)17:00開演
出演:Sachiko M捩子ぴじんnjp(きょうと)「プレステージ#03」/長谷部勇人「樹 ギター」/山本雅史「4 PINGPONGS」

会場:愛知県芸術劇場小ホール
http://www.aac.pref.aichi.jp/

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