Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、3月7日~3月13日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
岡村靖幸 『幸福』 従来のサウンドをよりポップに磨き上げ、健やかな印象のリリックが新モード感じさせる11年ぶりの新作
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2JAPAN
人間椅子 『怪談 -そして死とエロス-』 ヘヴィーさ極めてポップ性も増幅した新作、時代超越したメタル愛炸裂のアレンジも◎
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3JAPAN
さかいゆう 『4YU』 OvallやAvec Avecら参加、自身の持ち味さらに磨き上げたダンサブルな聴き心地が肝の快作
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4POP / ROCK
ドーター 『Not To Disappear』 シガー・ロス直系の幻想的なアンサンブルがさらに深化したスケール感ある2作目
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5R&B / HIP HOP
エスカ 『Eska』 ハーバートらがプロデュース、アフリカの民族性受け継ぐSSWの〈ジャンルを超越した霊歌〉的な歌声が◎な初作
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6OTHER
高橋健太郎 「ヘッドフォン・ガール」 音楽評論家が紡ぐ、音楽描写も生々しいミステリアスなミュージック×タイムトラベル小説
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7JAPAN
藤島晃一 『立ち止まれば』 ピーター・バラカンも惚れた高知のブルースマン、独特の野太く枯れた歌い口が中毒性高い新作
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8JAPAN
バニラビーンズ 『バニラビーンズV』 松井寛製ディスコ曲やユーロ・ポップなどポップ感押し出した、解散かけたメジャー復帰作
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9DANCE / ELECTRONICA
モーション・ワーカー 『Mocean Worker』 レトロでジャジーなエレクトロ・スウィングのヴェテランの酒脱なセンス光る渾身作
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10JAPAN
北村早樹子 『わたしのライオン』 中村宗一郎参加、過剰な猥雑さ際立つバンド編成の明るい楽曲揃えた5作目
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11R&B / HIP HOP
ソウェコ 『Only You』 金沢寿和監修シリーズ最新作はスウェーデンの4人組、インコグニート好きにも◎なエロい仕上がり
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12DANCE / ELECTRONICA
サブモーション・オーケストラ 『Colour Theory』 バンドに溶け込むエレクトロニカやダブの要素、ゲストの人選も◎4作目
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13POP / ROCK
ザードニック 『Antihero』 ヴェネズエラのドラムンDJがアグレッション全開で放つ〈スクリレックス×スリップノット〉な初作
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14JAPAN
lee (asano+ryuhei) 『ima』 Arμ-2ら参加、持ち前のユーモアとノスタルジー湛えた世界をトラックで紡いだビート集
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15OTHER
J.A.シーザー 「J.A.シーザーの世界[新装改訂版]」 最新インタヴューや情報追加され〈完全版〉として復刻
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16R&B / HIP HOP
リアーナ 『Anti』 ドレイクとの先行曲やテイム・インパラのカヴァーも、自主レーベルから放つネクスト・レヴェルのポップ作
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17JAPAN
加藤ミリヤ 『LIBERTY』 サンプリング曲も快調&DJ WATARAIら製トラップ~フューチャー・ベース系もアグレッシヴな新作
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18JAPAN
MONKEY MAJIK 『southview』 ニュージーランド制作の10作目は、バンド史上最高にダンサブルな逸品
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19JAPAN
安藤裕子 『頂き物』 峯田和伸やCharaらが楽曲提供、雑多な楽曲演じ分ける巧さや歌声の気持ち良さ味わえる新作
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20POP / ROCK
ドレッシー・ベッシー 『Kingsized』 バーガー系ローファイ・ガレージと並べて聴きたい60sなパワー・ポップが◎な8年ぶり新作
2週連続で首位をキープした岡村靖幸の11年ぶり新作『幸福』に続いて、2位にランクインしたのは人間椅子の新作『怪談 -そして死とエロス-』。彼らの記事は毎度高いアクセス数を記録していますね。デビューして25年以上経過したヴェテランですが、近年さらに勢いが増しているバンドの好調っぷりを反映した、重厚かつ勢いに溢れた傑作です!
そして、4月に来日公演を控えているUKの3ピース・バンド、ドーターの新作『Not To Disappear』も多くの関心を集めて4位に初登場しました。昨年11月の〈Hostess Club Weekender〉でのライヴでも、スケールアップしたパフォーマンスを披露していたので、アルバムのリリースを経てさらに仕上がっているであろう今回のライヴには期待大! Mikikiでは、メンバー全員に同作の方向性や影響元を語ってもらったインタヴュー記事も掲載していますので、そちらもぜひチェックを。
さらに、ドーターと同様にUK産の先鋭的なポップとしてチェックしてほしいのが、5位のエスカ『Eska』。2015年のマーキュリー・プライズに同作がノミネートされたことで話題になりましたが、ジンバブエからの移民である彼女の奔放な歌声と、マシュー・ハーバートやオウニー・シゴマ・バンドのルイス・ハケットが力添えしたチアフルかつ細やかなプロダクションが織り成すサウンドは実にフレッシュ! 特にハーバートの『Scale』が好きなリスナーは聴かなきゃ損ですよ!