Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、10月31日~11月6日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
mezcolanza 『MEZCOLAND』 成瀬心美や西浦謙助ら擁するバンド、お水ムードのラテン歌謡など捻り効いたポップス並ぶ初作
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2R&B / HIP HOP
ジョーダン・ラカイ 『Cloak』 ハイエイタス・カイヨーテ好きに◎、R&B~ソウルにジャズやダブも感じさせる初フル作
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3JAPAN
BiSH 『KiLLER BiSH』 リンリンの切迫感溢れた詞作が牽引する、かつてなくストレートな作風で勢い加速した3作目
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4JAZZ
ダフェール・ユーセフ 『Diwan of Beauty & Odd』 アーロン・パークス、マーク・ジュリアナら幅広いジャンルで活躍中のプレイヤーが一堂に会した新作
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5OTHER
『ピタゴラ装置はこうして生まれる』 さらに深みにはまりたい人必見のDVD/ブルーレイ&ブックはピタゴラ装置の“理”に迫る
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6WORLD
ルイーザ・マイタ 『Fio Da Memoria』 サンパウロのSSW、インディー流儀のアート・リンゼイといった音世界披露する新作
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7JAPAN
T.A.M.M.I 『sleeping nukes of mine』 京都の女性シンガー、アクの強い歌唱がコズミック・ファンクと重なる未来ソウル盤
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8POP / ROCK
ヴァイオラ・ビーチ 『ヴァイオラ・ビーチ』 コールドプレイほか多くのミュージシャンがサポートし完成した、最初で最後のアルバム
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9DANCE / ELECTRONICA
ハーヴ 『Hallucinated Surf』 ダンスフロア・サイド&チルアウト・サイドで4つ打ちラヴァーの腰を直撃する新作
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10POP / ROCK
ハミルトン・リーサウザー+ロスタム 『I Had A Dream That You Were Mine』 USインディーの無法地帯切り拓くコラボ盤
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11JAPAN
junk sports 『ZUB DUB』 DJ mizubataの新プロジェクト、ダブ/レゲエの要素強めた夜の匂いが立ち込める新作
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12JAPAN
Immigrant's Bossa Band 『Like This, Like That.』 従来のホッサ・マナーにヒップホップやR&B要素も加えた新作
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13R&B / HIP HOP
ジューバ・ロック 『Only Way Out』 スヌープやYGら参加、枯れ気味の声にクセのある軟体フロウがヤバさ垣間見せる初作
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14JAPAN
OGRE YOU ASSHOLE 『寝つけない』『はじまりの感じe.p.』 超尺曲収録の12インチとより荒んだサウンドのCDシングル
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15WORLD
メリーナ・モギレフスキー 『Mudar』 国内外でも高評価得た前作をさらに上回る新作 今回も全レパートリーのスコア手掛けた注目盤!
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16JAPAN
DJ MIKU 『Basic & Axis Plus』 アンビエント~デトロイト色強めのメロディーと疾走感が◎な初オリジナル作
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17POP / ROCK
スイ・チェン 『Secretly Susan』 豪ローファイ・シンセ女子、初期ピチカート思わせるソフト・ロック風味のエレポップな初作
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18WORLD
ジャー9 『9』 ニーナ・シモンが憑依するような瞬間も! 桁外れの歌力発揮した濃密でアフロセントリックなソウル描く新作
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19POP / ROCK
エイモス・リー 『Spirit』 USルーツに寄せた前作の風合いを残しつつネオ・ソウルっぽい聴き心地でまとめた新作
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20CLASSICAL
ジョナサン・プロウライト、シマノフスキ四重奏団 『イグナツ・フリードマン&ルドミル・ルジツキ:ピアノ五重奏曲』 19世紀ポーランド・ロマンティシズムに浸る!
今週の首位は、成瀬心美をフロントマンにハジメタルや西浦謙助など手練れのミュージシャンが集まった5人組、mezcolanzaの初作『MEZCOLAND』! 〈究極の「ごちゃ混ぜ」オルタナロックバンド〉を自称しているそうですが、瑞々しいヴォーカルと引き締まったバンド・アンサンブルが起こす化学反応の眩さはポップスとしても極上です。星野みちるやNegiccoのファンにも聴いてほしい一枚!
そして〈USインディーの無法地帯切り拓く〉という惹句が目を引いた10位のハミルトン・リーサウザー+ロスタム『I Had A Dream That You Were Mine』 も要チェック。ウォークメンのヴォーカリストと元ヴァンパイア・ウィークエンドのキーボーディスト/ギタリストによるコラボ作で、収録曲の“In A Black Out”がiPhone 7の世界CM曲に使用されていることも話題を集めています。空間を活かしたプロダクションのなか、ハミルトンの歌声がダンディーな哀感を漂わせており、いまの季節にぴったりの気取ったロマンティシズムが堪りません……。